【2024年保存版】「こども家庭庁ベビーシッター券」を企業に導入する方法
「こども家庭庁ベビーシッター券」は、従業員がベビーシッターを利用した際に、対象児童1人につき1日4,400円分(2,200円×2枚)までの補助が、企業負担1枚当たり70円、もしくは180円で受けられる、政府主導の助成制度です。
令和6年度は前年度の1.8倍にあたる約70万枚を発行される予定です。
子育てと仕事の両立をしやすい環境の整備のために、「こども家庭庁ベビーシッター券」の導入をぜひご検討ください。
こども家庭庁ベビーシッター券の特徴
割引額
対象者1人につき1回あたり4,400円(2,200円×2枚)
多胎児の場合は2人で9,000円、3人以上の場合は18,000円
企業負担
事業主全体の労働者数が1,000人未満の中小企業
・・・1枚あたり70円
事業主全体の労働者数が1,000人以上の大企業
・・・1枚あたり180円
使用回数
対象児童1人につき1日2枚
1家庭で1ヶ月最大24枚まで使用することが可能。
最大52,800円の補助が受けられる。
対象児童
乳幼児または小学校3年生までの児童
(その他健全育成場の世話を必要とする小学校6年生までの児童を含む※)
(※)
ア 「身体障害者福祉法」(昭和24年法律第283号)第15条第4項の規定に基づき身体障害者手帳の交付を受けている場合
イ 「療育手帳制度について」(昭和48年9月27日厚生省発児第156号通知)に基づき療育手帳の交付を受けている場合
ウ その他、地方公共団体が実施する障害児施策の対象となるなど、ア、イのいずれかと同等程度の障害を有すると認められた場合
利用可能なシーン
ベビーシッターによる「家庭内における保育やお世話」および「保育等施設への送迎」(保育施設間の送迎などには利用できない)
※1回の保育料が2,200円を上回る場合に利用可能(交通費、キャンセル料は対象外)
※対象外となるサービスについてはこちら
兄弟利用
兄弟が対象児童であれば、人数分使える(2人の場合はベビーシッター券を4枚使えて8,800円割引になる)
入手方法
「企業主導型こども家庭庁ベビーシッター券」の承認事業主となっている勤め先から交付を受ける
所得税の取り扱い
「こども家庭庁ベビーシッター券」を利用して割引を受けた額については、所得税法上、非課税所得となる。
実施事業者
詳細な利用条件はこちら
こども家庭庁ベビーシッター券を導入している企業
数多くの企業が「こども家庭庁ベビーシッター券」を導入しています。
割引券承認事業主
こども家庭庁ベビーシッター券を企業に導入する方法
1. 割引券の承認申請をする
令和6年度ベビーシッター派遣事業実施要綱と令和6年度ベビーシッター派遣事業約款を読み、約款の規定内容に同意の上、割引券承認申請フォームから割引券の承認申請を行います。
令和6年度から企業ごとの年度上限枚数が労働者数に応じた全7段階へ変更となります。また、1回の申込み上限枚数は各年度上限の1/24枚となります。
フォームでは、事業主概要等と担当者情報を入力します。子ども・子育て拠出金の納付が確認できる書類(社会保険料の領収書等)の写しを添付する必要があります。
2. 割引券管理サイトにアクセスし、割引券を申し込む
承認申請等入力後「割引券管理サイト利用のお知らせ」メールが届きます。割引券管理サイトにアクセスして、必要な枚数分の割引券を申し込みます。
3. 割引券の手数料を振り込む
割引券の申し込み後、自動配信にて請求書が届きます。請求書記載の銀行口座へ手数料を振り込みます。
手数料については、割引券利用手数料の振込期限の設定と申込の自動取り消し対応が必要です。割引券申込時に発行された割引券手数料請求書に入金期限が設定されます。申込み後、申込日を含め30日後までに協会で入金が確認できない場合は、対象申込みが取り消しとなります。
4. 発券された割引券を従業員に割り当てる
振り込みの確認後、割引券が発行されます。割引券管理サイトにて割引券を従業員に割り当て、割引券URLを連絡します。
発券された割引券の利用可能開始日が、承認事業主による当該発券に係る申込日から有効となります。
申込日・・・管理サイトより申込み後、PDFで割引券手数料請求書が発行された日
※あくまでも発券された割引券の有効期間です。
※令和4年度より未使用割引券の返却手続きはなくなりました
詳細は全国保育サービス協会のホームページをご確認ください。
ポピンズシッターが企業の割引券導入をサポートします
ポピンズシッターは「こども家庭庁ベビーシッター券」が使える割引券等取扱事業者に認定されています。
ポピンズシッターにて「こども家庭庁ベビーシッター券」の導入・利用サポートもいたします。
法人契約・導入相談については、以下のフォームからご連絡ください。
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