「はじめて」の失敗で悔しがるお子さんの成長を応援~「はじめて」応援シッターインタビューvol.7

ポピンズシッター(旧スマートシッター)はご家族の「はじめて」を応援します。
さまざまな得意を活かして、お子さまの「はじめて」や成長を応援するベビーシッターたちをご紹介します。
7人目は、お自身も子育て中にベビーシッターを利用されていたというお子さまが大好きなモリモリさんです。
ベビーシッターになったきっかけややりがい、保育で大切にしていること、お子さまが失敗してしまったときの対応、苦手な食べ物の食べさせ方などを伺いました。
ぜひご覧ください!
「不審者に間違われそうだから、仕事としてやったら?」という娘の勧めでベビーシッターに
ーまず、今までの経歴を簡単に教えてください!
大学卒業後、数年間過酷な仕事をしていましたが、身体を悪くして辞め、親元に帰って、世界一周旅行に行きました。
知り合いに新生児~2歳の子どもの面倒を見てほしいと頼まれ、世界一周旅行の合間に、2年間面倒を見させていただきました。
その後結婚、出産、子育てをして、第二の人生を模索する中、娘の勧めでベビーシッターになりました。
ーベビーシッターを始めたきっかけを教えてください。
子どもが大好きで、本当は娘とずっと遊んでいたかったけれど、娘たちはもう高校2年生と大学1年生。子どもと遊べなくてさみしい思いをしていました。
困っていそうなお母さんを見るのも心苦しくて、公園で疲れたお母さんが元気なく遊んでいるのを見ると、「子どもを見ているからスーパーに行っていいわよ」と声掛けしていました。
そんな私の様子を見ていた娘に、「不審者に間違えられそうだから、仕事としてベビーシッターをやったら?」と強く勧められました。
自分もベビーシッターに5年間お世話になっていて、身近な存在だったので、娘の勧めに納得してベビーシッターに応募しました。
ーご自身もベビーシッターを利用されていたのですね!
下の子が0歳の時に、主人の出張が続くようになり、実家も遠かったので、1人で育てるのが大変で、フィリピン人のシッターに住み込みで1年半お願いしていました。
その後は、登録制の日本人のベビーシッターサービスを3年間、週2、3回利用していました。
ー現在週にどのくらい勤務されていますか?
港区に住んでいるので、家の近くの送迎の依頼が多いです。
月曜日~金曜日に、1日2回~4回の送迎と週に1回2時間の保育をしています。
4月以降は、定期依頼が2家庭→4家庭になって、1日最大6送迎になるので、ドキドキしています!
保護者の立場で自分がベビーシッターにしてほしかったことをする
ー保育で大切にしていることを教えてください。
5年間ベビーシッターにお世話になったので、感謝していることともうちょっとこうして欲しかったということを思い出して、感謝していることはまねして、してほしかったことをするようにしています。
例えば、ベビーシッターに自分の子どもを好きであってほしかったので、今は大好き大好き全開!で、子どもと接しています。
また、私の味方として寄り添ってほしかったという思いもあったので、夫、仕事、姑など、大変な思いをしているお母さまに一番に寄り添いたいと思っています。
失敗して悔しがる気持ちを慎重に判断して対応
ー「はじめて」を応援するためのコツや気を付けていることはありますか?
はじめての失敗を大切にしたいと思っています。
失敗して悔しがって泣いてしまうとき、お子さんはぐんと成長します。
その場その場で、お子さんの様子をよく見て、どのような対応をするか慎重に判断しています。
例えば、ある女の子が、トイレで失敗してしまったとき、トイレで寝っ転がって大泣きしてしまいました。
失敗に対して悔しがるのは大切だけれど、少し神経質すぎると思ったので、「他のことを頑張っているんだから大丈夫」と慰めて、悔しさを和らげてあげました。
一方、ジャンプをしていて、ここまで跳びたいというところまで跳べなかったときは、良い悔しがりだったので、見守るようにしました。
ー苦手な食べ物の食べさせ方のコツを教えてください!
「どんなふうにまずいの?」「これよりもまずいの?」といろいろ質問して、面白おかしくどのくらいまずいのかを追求してみるのがコツです。
10歳くらいの子には効果があります!
ー声掛けに関して気を付けていることはありますか?
依頼いただくお子さんのお母さんは、キャリア志向の方ですが、ベビーシッターに子どもを預けることに罪悪感を感じている方がほとんどです。
お仕事もしたいけれど、まだ子どもが小さいからそばにいたい…と揺れていらっしゃいます。
だから、保育中になるべくお子さんにお母さんのお話をして、「お母さん、お仕事頑張っていてかっこいいね」「すごいね」と声をかけています。
ーシッターのお仕事のやりがいは何ですか?
一番嬉しいのは、お子さんとお母さんがただいま、おかえりと言っている親子の再会の瞬間です。
お子さんを無事にお返しできたと安心し、2人の笑顔を見て、毎回泣きそうになります。
子どもたちを喜ばせるメアリー・ポピンズのようなベビーシッターになりたい
ー今後どのようにお仕事をしていきたいと考えていますか?
2つあります。
まず、お子さんの普段の様子からその子の才能のサインを見つけたいです。
保育中、ある小さい男の子が、私でも取れないような小さなボタンを指先で取ることができました。「指先の力が強いから、弦楽器が向いているのでは?」とひらめいたので、お母さまに何気なく伝えたら、喜んでくれました。
こんなふうに、お子さんの様子をよく観察して、その子の才能のサインを見つけたいと思います。
また、子どもたちを喜ばせるメアリー・ポピンズのようなベビーシッターになりたいです。
小学生のとき、「風にのってきたメアリー・ポピンズ」が大好きで、ずっと繰り返し読んでいました。
いつも大きな鞄を持って、いろいろなものを出し、子どもたちを喜ばせるメアリー・ポピンズを目指して、なるべく子どもに興味を持ってもらえるようなものを持っていくようにしています。
モリモリさんに依頼した保護者さまの声
ありがとうございました。とても話しやすくて、色々とご確認いただけたので、これから安心して送迎はお願いができます。
恥ずかしがり屋の娘ですが、よろしくお願いします。
(7歳5ヶ月の女の子の保育を依頼)
今回インタビューしたシッターさんは…
モリモリさん 東京都港区
「絵本読み聞かせ、工作、レゴが得意です。」
※ポピンズシッターに登録していただくと、プロフィールを閲覧できます
【編集後記】
インタビューを担当した大学3年の菅沼佑梨です。
とても明るく元気で、話しやすい方で、定期依頼がたくさん入るのも納得でした!
自分がベビーシッターを利用した経験を保育に活かしていて素晴らしいなと思いました。
利用する側の気持ちを分かってくれていると安心感がありますね。
4月から1日最大6送迎とのことで、お忙しくなると思いますが、ご活躍を応援しています。
▼シッターが教える「はじめて」応援のコツはこちら
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急なお願いでしたのに、対応して下さってありがとうございました。すごく楽しかったらしく、お帰りになった後も、モリモリさんのお話ばかりしていました。とても優しい温かいシッターさんに出会えて、親子共々、温かい気持ちでした^ ^ またお願いしたいです。
(5歳4ヶ月の男の子の保育を依頼)