子どものイヤイヤ期、どう対応する?シッターが教える対処法やコツ
「魔の2歳児」とも言われる、イヤイヤ期。「イヤー」がたくさんありますね。それは自我の芽生えとほほえましくもあり、トホホと困り果てたり、イライラしてしまったりすることもあるでしょう。
今回は、これまで多くのイヤイヤを見守ってきたベビーシッターに、対応のコツを教えていただきました。
公園から帰ろうとしないときはこう対応する!
帰る時間になっても「イヤ!」と拒否して頑なに帰ろうとしない…。何度も誘っても応じてくれないと、困ってしまいますよね。
お子さまが公園から帰ろうとしないときの対処法を3つご紹介します。
「これをしたら帰ろうね」と伝え、区切りがつくまで待つ
とりあえず今している事の区切りが着くまで待ちます。
その前に「じゃあこれをしたら帰ろうね。」と予め帰る事を伝えておきます。
その他、「帰ってご飯を作ろうね。〇〇ちゃんにプチトマトを洗ってもらおうかなぁ。出来るかなぁ」等、出来る範囲の楽しい事に誘ってみます。
(シッターNさん)
なぜ帰りたいのかを聞く
なぜ帰りたくないのか、お聞きします。
遊び足りないのでしたら、あと1回だけ、お好きなことをして、帰りましょうとお話します。
ご家族様が、ご心配されることなどを説明したりもいたします。
帰りながら、楽しい話題を提供するようにもいたします。
(シッターTさん)
泣きわめくときはこう対応する!
気に入らないことがあると大声で「ギャー!」と大暴れ…。周囲にたくさん人がいると焦ってしまいますよね。
お子さまが泣きわめくときの対処法を2つご紹介します。
落ち着くのを待ってから抱っこしたり話しかけたりする
周りの目は気になりますが、落ち着くのを待ってから抱っこしたり話掛けたりします。
室内等であまりに周りの目が気になるようなら、抱っこしてとりあえず室外に出て落ち着くのを待ちます。
(シッターNさん)
抱きしめて気持ちを代弁する
安全の確保をしながら、落ち着かれるまで抱きしめてお気持ちを代弁するようにいたします。
できるだけ穏やかに接します。
(シッターTさん)
お着替えが自分で上手くできないときはこう対応する!
「自分でやる!」とお着替えをしようとするも、上手くできなくてイライラ…。それを見かねて手伝おうとすると、「自分でやりたいの!」と怒り出してしまうこともあるかもしれません。
「自分でやりたい」というお子さまの気持ちを尊重しながらお着替えをサポートするコツを2つご紹介します。
本人のやる気を大事にしながら少しだけお手伝いする
時間の許す限り見守りたいですね。
「頑張ってるね」や「上手だね」と褒めながら。
上手く行かなくて癇癪を起こすようなら、隙を見て袖口や裾を折ったりしてあげたり、落ち着いているようなら「こうするといいかなぁ」と言いながら少しお手伝いをしてみるなど、本人のやる気を大事にしたいです。
(シッターNさん)
遊びを取り入れ、楽しんでもらえるように誘導する
できている部分をほめながら、お着替えに遊びを取り入れて、楽しんでいただけるように、誘導いたします。(そっとサポートしながら)
(シッターTさん)
自分がイライラしてしまうときはこう対応する!
お子さまに何でもかんでも「イヤイヤ」されると、自分のイライラが止まらなくなってしまうかもしれません。自分の気持ちを切り替えるコツを2つご紹介します。
子どもと別空間に行き、気持ちを落ち着かせる
まず、一歩下がって状況を見る。
子供と別空間に行き、気持ちを落ち着かせる
(シッターKさん)
家族に愚痴を言ったりママ友に話したりして共感してもらう
イヤイヤは自我の芽生えなので順調に成長していると喜ぶ事なのですが…イライラした時は家族に愚痴を言ったり、ママ友に話したりして共感してもらうとスッキリするかもしれません。
(シッターNさん)
イヤイヤ期のお子さまと接するときのコツ
最後に、イヤイヤ期のお子さまと接するときのコツを伺いました。気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
子どもと同じ目線、子供の立場にたってみる
上から目線ではなく、まず、目線を同じ高さにして、言葉じりを優しく、子供の言葉を否定しない。
たとえ間違っていても、頭ごなしに否定せずに、上手く諭す。
(シッターKさん)
一旦引いて冷静になってどうしようかなぁとゆったり構える
イヤイヤしたら一旦引いて、どうしてなのかなぁと様子を見ます。
無理強いはしないで、遊び等をしてから「じゃあ続きは〇〇してからにしようか」等と言うと、すんなりと言う事を聞いてくれます。
お風呂を嫌がる時はお風呂で遊ぶおもちゃを用意したり、シャンプーを嫌がったら好きなお歌を歌いながらシャンプーしたり…。
困ったなとは思わず、今度はどうしようかなぁと楽しみながらあれこれ試しています。
(シッターNさん)
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あらかじめ帰る時間を伝えておく
公園に着いた段階で、時計を見せて、「長い針がここに来たら、帰ろうね」と伝えておく。
帰ろうとしている時間前に、徐々に帰る方向に気持ちを持っていく。
(シッターKさん)