【2歳・3歳児編】簡単!ちょこっとおうち遊びをシッターに聞きました

ポピンズシッター (旧スマートシッター)【公式】

「忙しくてお子さまにかまってあげられない」という時もあると思います。しかし、お子さまは一緒に遊び始めて数秒・数分で満足してくれることもあるようです。

今回は、2歳児・3歳児のお子さまの成長に合わせた、簡単だけど楽しい遊びをご紹介します。室内遊びなので、天気が悪い日の遊び方としても参考にしていただければと思います。

2歳児のお子さまの発達の特性とは?

2歳児のお子さまの発達の特性について、おさらいしておきましょう。

おおむね2歳のお子さまの発達の特性

歩く、走る、跳ぶなどの基本的な運動機能や、指先の機能が発達する。それに伴い、食事、衣類の着脱など身の回りのことを自分でしようとする。また、 排泄の自立のための身体的機能も整ってくる。発声が明瞭になり、語彙も著し く増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。行動範囲が広がり探索活動が盛んになる中、自我の育ちの表れとして、強く自己主張する姿が見られる。盛んに模倣し、物事の間の共通性を見いだすことができるようになるとともに、象徴機能の発達により、大人と一緒に簡単なごっこ遊びを楽しむようになる。

保育所保育指針(厚生労働省)

【2歳児と】全身を使ってちょこっと遊ぼう!

ふわふわ落ちる風船をキャッチ

風船を何個か膨らませてあげる。上に投げてふわふわ落ちてくる様子を観察したりそれをキャッチしたり、しばらく夢中になって遊んでくれます。

(シッターHさん)

1歳児でも風船遊びが人気でしたが、2歳児にも大人気の遊びです!

1歳のお子さま向けの室内遊びでも風船遊びをご紹介しています。

【1歳児編】今日は何して遊ぶ?ベビーシッターに聞いたおうち遊びの基本

トンネル遊びをしよう!

もぐったり、段ボールなどの中に入るなど、様々な姿勢をとりながら身体を使った遊びを楽しむのが2歳児の特徴です。

いわゆる大人の股くぐり遊び。シッターはトンネルに模した脚のポーズをとり、トンネルくぐりをしてもらいます
両足を肩幅に広げ、その間をくぐるが基本。脚の幅を広げることでバリエーションが出て、お子さまたちは飽きずに楽しめます。また、片脚を壁につけて大きめのトンネルを作ると、月齢が高く体が大きいお子さまでも通ることができます。さらに、両手両足を床につけ小さな山を作り、脚や腕を広げれば、縦からも横からも通ることができスキンシップになりますが、トンネルになる保護者さまの負担が大きいので要注意です。(シッターNさん)

ダンボールでトンネルを作り、くぐって遊びます。(シッターKさん)

【2歳のお子さまと】”ごっこ遊び”をしよう!

2歳になると、おままごとなどの簡単なごっこ遊びをするようになります。ごっこ遊びを通して、日常のイメージを膨らませることにより、盛んに言葉を使うようになります。

 

おままごと遊び。ごっこ遊びが大好きな時期なので、エプロンや三角巾をつけて格好から入ってあげるとますますやる気に。折り紙を千切ったり丸めたりするだけでも、何でも食材に変身!想像力がどんどん膨らんでいきます。(シッターHさん)

ごっこ遊びにより、安全に過ごすことや、日常のルールを学べます(富田恵子シッター)

【2歳児に】人気おもちゃを教えて

おもちゃを使って「…のふり」を楽しみます。

やわらかいソフトボール

「小さめでふわふわなので、お子さまの手でも握りやすく、ボール投げやキャッチする練習に良いです。跳ねたり転がり過ぎないので狭い範囲で遊べるのもおすすめです」(シッターHさん)

ミニカーや鉄道あそび

身近なものを使ってコースを作ったり、ただ走らせるだけではなく周りのものと組み合わせて自分のイメージを膨らませ、ごっこ遊びを楽しむようになります

お人形やおままごとセット

お鍋や包丁があればすぐにおままごとが楽しめます。食材は折り紙などで作ることもできます。工作が得意なシッターさんからは、

立体ドーナツは、折り紙を輪っかにしてくしゅくしゅするだけですから、お子さまでも簡単に作れます。お店屋さんごっこがはかどります」(シッターNさん)というコメントもありました。

3歳児のお子さまの発達の特性とは?

3歳のお子さまの発達の特性について、おさらいしておきましょう。

おおむね3歳のお子さまの発達の特性

基本的な運動機能が伸び、それに伴い、食事、排泄、衣類の着脱などもほぼ自立できるようになる。話し言葉の基礎ができて、盛んに質問するなど知的興味や関心が高まる。自我がよりはっきりしてくるとともに、友達との関わりが多くなるが、実際には、同じ遊びをそれぞれが楽しんでいる平行遊びであることが多い。大人の行動や日常生活において経験したことをごっこ遊びに取り入れたり、象徴機能や観察力を発揮して、遊びの内容に発展性が見られるようになる。予想や意図、期待を持って行動できるようになる。

保育所保育指針(厚生労働省)

【3歳のお子さまと】全身を使って遊ぼう!

イメージを膨らませながら、様々なゲームを楽しみます。大人とのやりとり、ゲームを通して、人やものへの理解をどんどん深めていきましょう。

卵ごっこで遊ぼう!

3歳頃のお子さまで、大好きなタオルケットや膝掛けなど、大きめの布がある場合に限られますが…

タオルケット等をお子さまがすっぽり被って「卵ごっこ」がとても好評です。

「あれ~!××ちゃんがいなくなっちゃった!それでこんなところに卵があるよ~!何の卵かな…」

とタオルケット越しに撫で撫で。

「かわいい卵ちゃん。何の赤ちゃんが入っているのかな…」

「あれ?鳴き声が聞こえる!」
(動物や赤ちゃんの鳴(泣)き声を出してくれる子が多い)

「猫ちゃんの赤ちゃんかな?」

「あら。かわいい足が出てきちゃった!」

と、かくれんぼのように、声を掛けながら卵の中の動物を当てます

5~6才のお子さまでも、さわり心地の良い布があれば喜んでくれるコトが多いです。(シッターKさん)

全身をつかったじゃんけんゲーム

基本的な遊び方は一般的なじゃんけんと同じ。

「じゃんけんぽん」という合図に合わせて、グー・チョキ・パーのそれぞれのポーズをお子さまたちにしてもらう。

ポーズは子どもとアイデアを出し合いながらアレンジを加えてもよい。(シッターNさん)

ジェスチャーゲームでまねっこ遊び

お子さまの前に立ち、お題を決めて、声は出さずに動きだけで表現します。何のまねをしているのかお子さまに当ててもらいます。(シッターNさん)

【3歳のお子さまと】ごっこ遊びを進化させよう!

様々なものを通じて日常のイメージを膨らませながら、ごっこ遊びを楽しみます。

新聞紙で色々なものを作ります。(帽子や服、剣や食べ物など、想像して作るのが楽しいです)

定番のカブトは、新聞紙だけで作れます。
お子さまの頭に合わせてテープで留めた新聞紙を、帽子みたいにアレンジして作っても面白いかと思います。
大判ハンカチを使っても良いと思います。ハンカチをつなげたり、頭に巻いたり、首に巻いたり、ターバンみたいにしたりして遊びます
(シッターYさん)

好きな物を工作するのは、お子さまの創造性を豊かにし、手先も器用になり、そしてなによりも自分で作ったと言う達成感を感じることができてお子さまも嬉しいはずです。

トイレットペーパー芯の双眼鏡

材料→ トイレットペーパーの芯、カラーセロファン、折り紙、ひも。

1:カラーセロファンを切ってトイレットペーパーの芯の穴の部分にかぶせる。角の4か所をテープで留める。その後、取れないようにテープで1周ぐるりと留める。

2:トイレットペーパーの芯を折り紙でカバーし、芯同士をホチキスで留める。

3:双眼鏡を首に掛けるためのひもを、芯の内側に取り付けて完成。

(シッターNさん)

手作り双眼鏡がひとつあれば、「観察したい!」というお子さまの知的好奇心をますます刺激してくれるかもしれません

【3歳児と】座る練習をしよう

 

少しの間、座っていられる練習も組み込んで、絵本を読んだり、お絵かきをしたり、などがおすすめです。(シッターTさん)

おもちゃなどをおかたずけをすることにより、なくなると悲しくなることなどを教えます(富田恵子シッター)

2歳・3歳と遊ぶ時の注意点は?

シッターのみなさんが2歳児・3歳児のお子さまと遊ぶときに気をつけていることは何でしょうか。

やりたいけど「できない!」

「2〜3歳児は自分でやれることが増え、やりたいという気持ちが高まるとともに、それがうまくいかず、思いのまま泣き叫んでしまったりすることも多いです。そのお子さまの思いをしっかりと受け止め、心身ともに発達を促していくことが大切だと思います」(シッターNさん)

思わぬ転倒に注意!

「高い場所に登ったり飛び降りたり、運動能力が上がりますがまだまだ不安定な部分がありますので、思わぬ転倒による怪我に注意が必要です。(シッターHさん)」

動き続け、大きな怪我をしてしまうことも。しっかり見守りましょう。

危ないものはないか再度チェックを!

相当高いところにも、手が届くようになる時期ですので、あぶないものは、ずっと上におくこと(シッターTさん)」

引き出しを開けて物を出したりするので、勝手にあけてはだめと教えましょう」(富田恵子シッター)

保護者の方は無理をせず!

「おすすめされた遊びをやってみようと思っても、保護者の方にも余裕がなければ、最後までお子さまの相手ができないと思います。お子さまが遊んでほしい時に相手にしてあげるのが一番かと思いますが、時間のない時、心の余裕がない時は、時間を決めて(時計の針が1に来るまで待ってねとか、時計の針が2のところに来たら始めるとか、時計の針が6になったらおしまいなど)やるのもいいかと思います。もしくは、時間の取れる週末に思いっきり遊んであげるなどして、お子さまと遊ぶ約束をたてるといいと思います。」(シッターYさん)

お子さまと遊ぶことにも体力が必要です。もし、”大変だな”と感じたら、時には経験豊富なベビーシッターを頼ってみてはいかがでしょうか?

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2歳・3歳におすすめの絵本は?

今回はこちらの3冊をご紹介します。

『ノンタン ボール まて まて まて』作・絵: キヨノ サチコ(偕成社)

ノンタンシリーズの中でも、ボール探しをして楽しめる1冊で人気があります。

『いつもいっしょに』作: こんの ひとみ 絵: いもと ようこ (金の星社)

じ〜んと気持ちが温かくなる絵本です。感謝の気持ちを思い出させてくれます。

『かぜビューン』 作・絵 ツペラツペラ(tupera tupera)(学研)

風が吹いたらどうなる? 親子で楽しめるしかけ絵本です。

そのほかのおすすめ絵本は「ベビーシッターいちおし!0歳・1歳・2歳・3歳さんのための”おすすめ絵本”」でたくさんご紹介しています。ぜひ、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

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