【インタビュー】パパ単身赴任で3人育児ワンオペ!Aさんのベビーシッター10年体験記
今回は3人のお子さまのママであるAさんにインタビュー。Aさんは、3人目のお子さまが1歳の時になんとパパが単身赴任に!ワンオペ育児になり、現在すでに10年以上が経過したそう。ベビーシッターに育児や家事のサポートをしてもらい乗り切ってきた日々を語っていただきました。
「今までたくさんのベビーシッターに3人の子どもをみてもらって、一緒に子育てをしていただき、なんとか仕事も続けてこられました。本当によかったです!」とAさん。
Aさんはワンオペで3人の育児をしながら、仕事を続けることができたのはベビーシッターや家事代行を利用したからこそだと語ります。この記事ではAさんのベビーシッター体験の感想をご紹介します。
Aさんのプロフィール
お子さま:3人
末子が1歳の時にパパが転勤となり単身赴任。以降10年以上ワンオペ育児中。
現在はフルタイム勤務。
※写真はイメージです
今回は、Aさんのベビーシッターと家事代行活用法について教えていただきました。
ベビーシッター依頼のきっかけは?
我が家の場合は、両親とも仕事をしながら子ども3人を育てていくだけでも大変だったのに、末子が1歳になった時に突然、夫が単身赴任に(!)「子育ては楽しいけれど、ワンオペ3人育児で24時間笑顔でいるのは無理~!」と私が感じたことがきっかけです。
どうしたらよいのだろう?と考えていました。
- なんとか仕事は続けたい
- 子どもの成長を見守りたい
- 1日の中でも、保育園の送迎と帰宅までの保育を頼めたらずいぶんラク!
- 私は家事はそんなに得意ではない。得意なかたにお願いしたほうがスムース
- 気力や体力だけで乗り切るのは限界がある
- ワンオペの孤独さ・閉塞感は思った以上にすごすぎる!
毎日、仕事・家事・育児のタスク…。ワンオペでは休日も夜も、休む間もなく次から次へとやることがあり、間に合わずに焦ったりイライラしてしまうことも。かわいい子どもたちの成長を見ながら、何かに追われたりせず、1日の中でほんの少しの時間でも子どもとの時間を楽しみたいなと思いましたが、すべてを一人でどうにかするなんて無理だとわかったので、ともかくベビーシッター・家事代行を依頼してみよう!と決めました。
ベビーシッターをどのくらい利用していますか?
私はもともと週3回シッターを利用していました。3人目が生まれる前までの利用状況は
ワーママで、職場までの通勤は1時間半!ベビーシッターを週3回(火・水・木)で利用していました。
保育園のお迎え〜ママの帰宅までの保育を依頼。木曜日は残業デー、ガッツリ仕事をまとめて片づける日に。
(火):長女の習い事の送迎(16時〜18時)
(水):食事の作り置き(14時半〜17時)+保育園のお迎え(17時〜18時)
(木):保育園送迎+自宅シッティング(ママ残業デー 17時〜20時)
なんとか夫と二人三脚で育児と仕事をこなしていましたが、それでも手が足りないと感じていた頃です。保育園の送りは夫の役割でしたが、お迎えは夫に頼めないため自分がいけない日はシッターに依頼。
また、普段は定時で上がり急いでお迎えに行っている分、残業デーを作って職場や同僚に迷惑をかけない配慮もしていました。帰りが遅くなるため、残業デーはお迎えや作り置きや家事をシッターに依頼していました。
そして3人目が生まれて1年が経った頃に、夫が単身赴任に!これを機にベビーシッターを毎日依頼に増やしました。
パパの単身赴任は晴天の霹靂!思い切って毎日利用に
パパの単身赴任が決まった時の子どもたちの年齢は、9歳と3歳の女の子、1歳の男の子。私自身は8時〜16時の勤務でした。
月~金の平日、毎日ベビーシッターを利用していました。
(月)(火)(金):保育園へ朝の送り(7時〜9時)
(火):保育園送迎+自宅シッティング(ママ残業デー 17時〜20時)
(水):食事の作り置き(14時半〜17時)+保育園のお迎え(17時〜18時)
(木):長女の習い事の送迎(16時〜18時)
この頃は、藁にもすがるような気持ちで依頼していました。シッターサービスの利用料金を不安に思う気持ちより、3人の子どもを抱えながら毎日を乗り切る不安の方が強かったので、依頼を増やすことに迷いはありませんでした。
結果、シッターのかたの協力なくして今の私や子どもたちはありえなかったと思っています。がんばろうとしても気力や体力には限りがあります。あのとき無理してひとりで戦わずにベビーシッターに頼って、本当によかったと思っています。
ベビーシッターに頼んでよかったことはどんなこと?
ベビーシッターを依頼してよかったと思うことはたくさんありますが
中でも
- 仕事が続けられた
- シッターの言葉や愛情に助けられた
- 子どもに笑顔で接することができるようになった
この3つは本当によかったと思っています。
子育て期間の10数年も、仕事を続けてこられた
子どもの送迎や家事の一部をお願いできたことで仕事を続けてこられました。ワンオペ育児になってからも残業デーは続けてみました。残業デーでたまった仕事を片づけられたり、職場の方への申し訳なさで押しつぶされずにいられたのは、シッターのかたが子どもたちを見守ってくれていたおかげだと思っています。
とはいえもちろん、子どもの急な発熱などで早退させてもらうこともあり、職場に迷惑をかけてしまったこともあります。あまりにも大変な時にふと「仕事を辞めてしまおうかな…」と思うこともありましたが、今は仕事はいつでも辞められるけれど、育児を理由に辞めてしまうのはもったいないと思っています。
もちろん辞めざるを得ない状況もあると思いますが、その前に家事代行・ベビーシッター・ファミリーサポートなど、頼れるものを試してみても遅くはないのではないかと思います。私自身は子どもが大きくなった今、なんとか仕事を続けてきてよかったと実感しています。
シッターのおかげで息子の良いところに気が付けた
実は「3人目の息子は発達障害なのではないか」と思い悩んでいた時期がありました。その時、2年間定期的に来てくれていた医師を目指していたシッターに相談してみると「◯◯君はいい個性を持っていますよ。私は小さいお子さまをたくさん見ていますが◯◯君は色々なことを自分でできてすごいと思います」と言っていただき、とても心が軽くなったのを覚えています。
私が息子の個性を勝手にネガティブに捉えていただけなんだ、と気づくことができました。
親というのは、どうしても子どもの困ったところほど目についてしまいがちですよね。そんな時にシッターの第三者としての目線でコメントをいただけたのは、とても参考になりました。よく考えたら、シッターは保育のプロ!ですよね。
多くの子どもをみてきたプロにわが子の普段の様子をみてもらえるのは、子育てにおいてとても良いことだと思います。
そして、ありがたいことに、シッターのみなさんはいつも我が子の絶対的な味方でいてくれました。子どもにとっても、親以外の大人に日々触れることは大きな学びになったと思います。
我が家は長男だけではなく、長女ががんばっていることや次女の気持ちの揺れがあった時も、ベビーシッターが気づいてくれて私に教えてくれました。
子どもに笑顔で接することができた
毎日シッティングを頼むようになってから、たとえば
- 帰宅後子どもがシッターと楽しそうにしている様子を見てほっとする
- ごはん(作りおき)ができている
- 子どもと遊ぶ時間がある
というような日常になり、家事などに追われることなく子どもと笑顔で過ごせる時間が増ました。子どもたちとゲームをしたり折り紙を折ったり、毎日少しずつでも楽しい時間が過ごせました。
おかげで、ものすごく子どもとの時間でイライラすることなどが激減し、「かわいいなぁ」と思いながら育児をする時間が増えました。
ワンオペになった時、まだ1歳だった長男はすでに中学生。ベビーシッターのおかげで、私はなんとか仕事を続けることができ、子どもとの時間も自分なりには後悔なく過ごしきたと思います。子育ての期間は長いようで短いなと感じます。ついつい叱りすぎてしまった・イライラしてしまった・忙しくて遊んであげられなかった…という毎日は、親にとってつらいものだと思います。シッターや家事代行のかたを信頼し、依頼をしてきて本当によかったといま実感しています。
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子育ては楽しい!でも24時間笑顔でいるのは無理!と思いました。育児を楽しむコツは、色々な人に関わってもらうことだとつくづく思います。