同行研修レポート～大学生ベビーシッターインターンシップ～
学童研修に続いて、シッターのシッティングに同行して保育を学ぶ同行研修を受けてきました。今回はその様子をお伝えいたします！
同行研修とは？
同行研修とは、小学生のシッティングを行っているベビーシッターに同行して、保育を学ぶ研修のことです。
今回私は、小学生の男の子の19時～21時までの学童お迎え⇒帰宅⇒夕食介助、入浴サポートのご依頼に同行させていただきました。
同行研修の流れ
19:00 学童の前でシッターさんと待ち合わせ
19:10 お子さまと一緒に家まで帰る
いつもはバスと歩きで帰るそうなんですが、この日は雨だったので保護者さまの方針により、タクシーで帰りました。
雨の日の対応は保護者さまに事前に確認しておく必要があるそうです。
お子さまと歩くときは、子どもが歩道側で、常に手の届く範囲にいるようにします。
19:30 帰宅。お子さまと一緒に手を洗う。お子さまに宿題をやっていてもらい、その間に食事とお風呂の準備。
食事は冷蔵庫に用意されてるものを温め、お風呂は沸かすだけです。
どんな宿題がでているのかを確認し、ちゃんとやっているか見守ります。
すごく真面目に宿題に取り組んでいて感動しました。
漢字ドリルをやっているときにその漢字を使った熟語を聞かれて、少し焦りました（笑）
20:00 夕食を食べてもらい、時間が余ったら一緒に遊ぶ
この日は私たちが来ていたので夕食の前に遊ぶことになりました。
UNOと大富豪をやりました。
私は大富豪をやるのが初めてだったのですが、勝つことができました！
手加減はしなくていいそうです。
20:30 研修生は帰宅
最後にシッターさんに打ち解けるにはどうすればよいかを聞いてみたところ、事前の面談で、ポケモン、プリキュアなど、子どもの好きなものをよく聞き出しておいて、それをあらかじめ調べておくことが大切だそうです。
勉強になりました！
今回同行させていただいたシッターさんにインタビューしました！
【お名前】 大薮 由美加さん
4年間の海外でのベビーシッター経験を持ち、英語でのシッティングも可能なベテランシッターです。今回伺ったご家庭のお子さまとは、3～4年の付き合いになるそうです。
ー小学生のシッティングで心がけていることは何ですか？
ルールやマナーを教えつつ、それぞれの個性を伸ばすこと。
小学生は特に探究心が強いのでそれに応え、シッターや大人の固定の価値観ではなく、自由な発想を伸ばし個性や発言・発想力を大切にしています。
ー小学生のシッティングで大切なことは何ですか？
安全性第一。
特に低学年は活発でまだ注意力が身についていない場合が多いです。
室外では車道に飛び出したりすることがあるので、重大な事故につながらないよう常に目を離さず、いつでもまもれる範囲にいることが大切だと思います。
ー小学生のシッティングのやりがいは何ですか？
大人、自分では思いもつかない発想を教えてくれ、私も日々学習させてもらっています。
また、お子様はみなさんですが、小学生は特に思考の成長が著しく、長く保育を続けると”こんなことが言えるよう(わかるよう)になったんだ！”と驚きと嬉しさがあります。
ー大学生ベビーシッターに求められることは何だと思われますか？
ベテランシッターより大学生はお子様の年齢や発想力に近いと思います。
よりお子様に柔軟に対応し、良き理解者になってあげてください。
また、体力を惜しみなく発揮しお子様と活発に遊んであげてください！
ー大学生ベビーシッターにひとことお願いします！
現在、保育士が足りない中で、助けが必要なご家庭がたくさんあります。
ぜひ、大学生の力を惜しみなく発揮し、自分自身やお子様、ご家庭全ての未来につなげていってください。期待しています！
大薮シッターに保育を依頼している保護者さまの声
・大薮シッターについて
大薮さんは、保育士の資格や海外でのシッター経験を持っており、安心です。
自分に見えていないところも見え、子どもの気持ちを理解しているので、どういう場合にどういう対応をすれば良いのかを教えてくれます。
子育てのパートナーとしてとても信頼しています！
・大学生ベビーシッターを研修生として受け入れることについて
息子は、お兄ちゃんお姉ちゃんが来たって感じで、遊ぶ相手が増えて喜んでいます。
大藪さんはプロだから、プロのシッティングをみて、いろいろ吸収してほしいです。
同行研修を終えて
同行研修を受けることで、大学生ベビーシッターとして自分がどのようなことをすればよいのかだいたいのイメージを持つことができました。
大薮さんが私たちに優しく教えてくれ、お子さまも気さくに話しかけてくれたので、とても楽しい時間を過ごせました。
これからベビーシッターとしてお子さまと触れ合えるのが楽しみです！
遅刻は厳禁なので、少なくとも10分前までには着いているようにしました。