ファミリーサポートとは?特徴・メリット・上手な使い方

ポピンズシッター (旧スマートシッター)【公式】

「誰かに子どもを預かってほしい」と感じることや「子どもの送迎を頼めれば助かるのに」と思ったことはありませんか?お子様を保育園などに預けられない場合や、誰かに子育てを手伝ってほしい場合には、地域のファミリーサポートを利用するのもひとつの手です。

今回はファミリーサポートの特徴とメリットやデメリットについて解説します。手続きの方法や利用料金にも触れるので、ぜひ参考にしてみてください。

ファミリーサポート(ファミサポ)ってなに?

ファミリーサポートの内容についてご紹介します。子育てをサポートしてくれる保育者(提供会員)や主な保育場所なども詳しくみていきましょう。

ファミリーサポートの概要

ファミリーサポートは行政がおこなっている子育て支援の取り組みで、会員制の子育て支援サービスです。子育ての援助を受けたい「依頼会員」と援助をおこなう「提供会員」が、会員同士で子育てをサポートします。地域の会員同士が支え合うことで、子育て家庭の負担を軽減する取り組みです。

自治体や委託された法人などが運営する「ファミリー・サポート・センター」では、会員登録や会員同士のマッチング、講習会などを実施しています。

保育者(提供会員)について

提供会員は、保育者としてお子様の預かりなどをおこないます。提供会員になるための条件は自治体ごとにさまざまです。特別な資格は必要ありませんが、お子様の援助活動に必要な講習を受けなければならない決まりがあります。講習会ではお子様の健康に関わる内容や、事故防止・救命活動などの安全対策を学びます。

提供会員には、子育てが終わった50〜60代の女性会員が比較的多いのが特徴です。また、保育士や看護師などの有資格者が登録していることも。お子様の扱いに慣れている方が多いので、安心して預けられるでしょう。

保育場所について

ファミリーサポートの保育場所は、会員の自宅、地域の子育て支援センターや児童館などです。自治体によっては、原則として提供会員の自宅が保育場所になっている地域も。事前に会員同士で打ち合わせた場所で保育サポートが実施されます。

ファミリーサポートにお願いできること

ファミリーサポートの内容には以下のようなものがあります。

  • 保育園などへの送迎
  • 保育園や学校の開始・終了時間外の預かり
  • 冠婚葬祭などのイベント時の預かり
  • 保護者の急病・怪我などの急用時の預かり
  • 病児や病後児の預かり(一部地域のみ)
  • 早朝や夜間の緊急時の預かり(一部地域のみ)
  • 宿泊を含む預かり(一部地域のみ)

病児や病後児の預かり、早朝や夜間の緊急時、宿泊を含む預かりは実施していない自治体もあります。また、障害がある子どもへの対応や、病気の程度による預かりの可否なども自治体によって違うので確認してみましょう。

ファミリーサポートの利用方法

ファミリーサポートを利用する場合には「ファミリー・サポート・センター」での手続きが必要です。利用方法や利用料金について詳しくみていきましょう。

利用できる人と利用までの流れ

「ファミリー・サポート・センター」では、依頼・提供会員の会員登録を無料でおこなっています。会員登録時に、登録説明会を受けなければならない自治体もあります。

ファミリーサポートを利用できる方の条件は自治体によって違いますが、依頼会員の場合には、登録説明会に参加された方、0歳から小学6年生までのお子様がいる方などの条件があります。提供会員は講習会に参加した方が対象となっています。また、依頼会員と提供会員の両方に登録することもできます。

会員登録をしてから利用までの流れは以下の通りです。

  1. 依頼会員が子育て支援を依頼する
  2. アドバイザーが依頼会員と提供会員をマッチングする
  3. 依頼会員と提供会員が事前打ち合わせをする
  4. 提供会員がサポートを実施する

サポート終了後、依頼会員は提供会員に利用料や送迎費などの報酬を支払います。提供会員は活動報告書をまとめ、ファミリー・サポート・センターに提出してサービス終了です。

依頼会員は、会員登録をした後すぐにサポートを受けられるわけではない点に注意しましょう。サポートが必要な場合には事前に申請が必要で、打ち合わせをした上でサポートがスタートします。

申請をしてから実際にサポートを受けられるまでの日数は、自治体によってさまざまです。

利用できる時間

ファミリーサポートを利用できる時間帯は自治体によって違いますが、午前6時から午後10時までの間で利用できる場合がほとんどです。平日以外に日曜日や祝日、年末年始などもサポートを受けられます。

自治体によっては早朝や夜間の緊急時でも対応してもらえる場合も。夜間から翌朝まで預かってもらえる宿泊込みのサポートなどでは、特別な時間帯を設定している自治体もあります。詳しくはお住いの地区の行政の窓口やホームページをご確認ください。

利用料金

ファミリーサポートの利用料金は自治体によってさまざまです。サポート内容や利用する時間帯によっても変わるので、自治体のホームページなどで確認しましょう。1時間当たりの基本利用料は概ね500〜800円ほど、全体的には700円前後で設定している自治体が多いです。

また、早朝・夜間や日曜日、祝日、年末年始などは利用料が高くなり、1時間当たり1,000円ほどかかります。

ファミリーサポートは「幼児保育・教育の無償化」対象です。保育の必要性を認められている場合には、3〜5歳までは月額3.7万円、0〜2歳までの住民税非課税世帯は月額4.2万円までが無償化になります。

内閣府「幼児教育・保育の無償化」

また、自治体によってはひとり親世帯や市民税非課税世帯、生活保護を受給している世帯に対する利用料金の助成もあります。お子様が2人以上いる世帯は2人目以降の利用料が半額になったり、0歳児がいる世帯には数時間分の無料券が配布されたりすることも。お住まいの自治体に確認してみてください。

ファミリーサポートのメリット・デメリット

ファミリーサポートのメリットとデメリットをご紹介します。ご自分のニーズに合った利用ができるかどうかの参考にしてみてください。

メリット

利用料金が安い

ファミリーサポートは基本の利用料金が安く、平日は1時間当たり1,000円以下のリーズナブルな料金で利用できます。認可保育園の一時預かりよりも料金が高い傾向がありますが、保育園を利用できないには気軽に利用できる点がメリットです。

地域の子育て経験者が多く安心

提供会員には50〜60代で子育てが落ち着いた方が多いため、子育てのベテランに預かっていただいたり、子育ての相談に乗ってもらえることもあるかもしれません。また、なかには保育士や看護師などの有資格者も。全員が育児のプロというわけではありませんが、同じ地域の方と交流しつつ子育てをサポートしてもらえるので安心感を得られます。

デメリット

提供会員が少なく予約が取りづらい

全国的に提供会員の数が少ないため、自治体によってはファミリーサポートの予約が取りづらい場合も。数日先まで予約が埋まり、すぐに利用できないこともあります。また、顔合わせや打ち合わせが必要なため、当日の利用ができないことも多いです。会員登録をしても必ず希望の日時に利用できるわけではない点がデメリットでしょう。

利用中の怪我や事故が心配

過去には、ファミリーサポートの利用中にお子様が怪我をした事例も。厚生労働省ではファミリーサポートの事故報告を公表しています。転倒事故や落下事故などがあり、0〜2歳までの幼児の事故が多いようです。ファミリー・サポート・センターでは補償保険に加入しているため、万が一の場合でも補償されますが、不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

ファミリーサポートに向いている利用シーン

ファミリーサポートの利用には、会員登録からサポート開始までにいくつかの手順があり、すぐに利用できない場合も。ファミリーサポートの利用シーンとして向いているのは、あらかじめ決まっているイベントなどに合わせた利用です。冠婚葬祭や、お出かけの予定に合わせて利用すると便利でしょう。保育者である提供会員の割合が少ないため、なかなか予約が取れないこともあります。利用したい場合には、早めの行動が必要です。

ファミリーサポートがうまく利用できずお困りの方には、ベビーシッターサービスがおすすめです。ファミリーサポートは予約が取りづらいこともあり、当日の依頼や定期的な利用には不向きなことも。ベビーシッターサービスなら、当日から利用できるなど幅広いサポートが可能です。また、保育のプロによる安心のサービスを受けられます。すぐに子育てのサポートが必要な方は、ベビーシッターサービスの利用も検討してみてください。

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入会金・年会費無料。30分送迎、1時間2200円(税込)~、自分でシッターを選び、スマホで簡単に予約できます。病児保育や送迎のみもOK。シッターは子育て経験・保育経験者のみ。ACSA加盟。保育のプロが働くママ・パパを応援します。

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通常:2,200円×2時間
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東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり)利用で
-4,400円

合計 0円で利用可能

※1時間2,200円の場合
※価格は税込です
※いずれもシッター交通費は実費となります

 

<参考URL>

厚生労働省/ファミリー・サポート・センターのご案内

https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/24a.pdf

厚生労働省/ファミリー・サポート・センター事業の事故報告について

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001sd9s-att/2r9852000001sdew.pdf

厚生労働省/幼児教育・保育の無償化概要

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/musyouka/gaiyou.html#ninkagai

一般財団法人 女性労働協会/平成30年度全国ファミリー・サポート・センター活動実態調査結果

http://www.jaaww.or.jp/about/pdf/document_pdf/h30_emergency_koukoku.pdf

 

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