お子様の一時預かり・ファミリーサポートとは?
お子様の一時預かり先を探している場合、市区町村では「一時預かり保育」や「ファミリー・サポート」という事業を行っています。その他、民間の「ベビーシッター」を利用することもできます。どれも、保育者のさまざまな理由に合わせて利用することができます。それぞれの特徴を紹介いたしますので、みなさまのニーズに合わせて、使い分けてみてはいかがでしょう。
一時預かり保育とは
「一時預かり保育」は、自治体によっては「一時保育」や「一時預かり」とも言われています。乳幼児を対象に、1日、数時間や半日など、保護者が預けたい時間帯に預けることができます。
お住まいの認可保育所などで実施されていますが、こちらを利用できるのはその地域に住所のある方です。その他、認可外保育園や民間の託児施設などでも一時保育は行われており、こちらも乳幼児なら誰でも利用できる施設が多いです。
基本的には、ちょっと子供から離れたい時、ショッピングや美容院、習い事、冠婚葬祭や保護者の出産など様々なニーズに合わせて預けることができます。土曜日に預けることも、施設によっては可能です。ただし、区市町村や施設によっては就労や通院などの理由が必要なこともあるようです。
一時保育は誰が利用できる?
乳幼児を対象にしたものです。受入月齢は各施設により異なります。お子様の月齢にあった施設を選ぶと良いでしょう。特に、0歳児を預かってもらえる施設は限られています。生後57日から可能な場合や生後4ヶ月から利用可能な場合、1歳を過ぎないと利用できない場合など受入月齢は施設で異なります。
一時保育でお子様を預かる場所について
一時保育を提供する施設は様々あります。一般的なのは、保育園等の施設を利用する場合で、申し込みは園に直接連絡をします。
・認可保育園や認定こども園
お住まいの地域にある施設を利用できます。保育園や幼稚園に入園していないお子様のみを対象としている場合もあります。お住まいの市区町村のホームページに一覧がまとまっているので、参考にすると良いでしょう。東京都在住の方は、こちらを参照してください。
・認可外保育園や民間の託児所
・子育てひろばや児童館などの施設
お住まいの地域にある施設を利用できます。
一時保育の利用時間と料金について
利用できる時間と料金は施設により異なります。認可保育園や児童館などは、1時間500円から600円、1日で2,000円から5,000円くらいに設定されている場合が多いですが、認可外保育園ですと少し高くなります。また、1週間もしくは1ヶ月に利用できる回数が決まっています。
一時保育も、幼児教育・保育無償化の対象です。幼稚園や保育所等を利用し、「保育の必要性の認定」を受けると、3歳から5歳までのお子さまの利用料が月額3.7万円まで無償になります。
一時保育の利用方法は?
利用したい施設や市区町村に連絡をします。利用にあたっては、基本的に事前登録や事前面談が必要になります。その後に利用したい日を予約するので、余裕を持って申し込むと良いでしょう。
認可保育園などは、前月や前々月に予約をしなければならない場合もあります。予約開始日に連絡をしないとすぐに埋まってしまう場合もあります。また、初回は「慣らし保育」が必要となり、短時間しか預けられない場合があります。
ファミリー・サポートとは
ファミリー・サポートとは、市町村が主体の会員制の子育て支援事業です。通称「ファミサポ」と言われています。
子育ての援助を必要とする保護者(依頼会員)と、地域において子育ての援助を行いたい人(提供会員)とを「ファミリー・サポート・センター」が仲介して、子育て支援を行います。マッチングして育児を行う点は、ポピンズシッターのようなマッチング型のベビーシッターとも似ています。
学校へのお迎えを頼みたい、学校の放課後に預かって欲しい、お子様の発熱でも仕事を休めないからお願いしたい、買い物に行きたい、リフレッシュしたい、など様々な理由で利用することができて便利です。ただし、現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、利用制限を行っている自治体もあります。
お住まいの自治体により異なりますが、特徴としては預かる場所は「提供会員の自宅を原則」としている場合が多いです。
ファミリー・サポートは誰が利用できる?
基本的には、乳幼児や小学生の児童の保護者が利用することができます。利用できるお子さまの年齢は各自治体で異なります。
利用会員になるには、まずは各自治体で行っている説明会に参加しましょう。自治体により異なりますが、病児、病児後の預かりも行っている場合があります。
子育ての支援を行う提供会員になるには、資格は不要ですが、援助活動に必要ないくつかの講習(安全・事故対策など)を受けなくてはなりません。利用会員は、提供会員と兼ねることができます。
ファミリー・サポートでお子様を預かる場所について
利用会員や提供会員の自宅、児童館などの公共施設などで預かってもらえます。原則として「提供会員の家庭で預かる」としている自治体が多いです。
ファミリー・サポートの利用時間と料金について
預かりができる時間や料金は市区町村ごとに異なります。また、病児・病後児の預かりと通常の預かりでは時間や料金が異なる場合があります。
(例)東京都世田谷区 1時間800円
埼玉県さいたま市 1時間700円(月〜土)1時間800円(日・祝日・年末年始)
ファミリー・サポートも、幼児教育・保育無償化の対象です。幼稚園や保育所等を利用し、「保育の必要性の認定」を受けると、3歳から5歳までのお子さまの利用料が月額3.7万円まで無償になります。
ファミリーサポートの利用方法は?
- 住んでいる市区町村のセンターで会員登録を行います。
- ファミリーサポートセンターが仲介者となり、提供会員の紹介をしてくれます。
- 提供会員との事前打ち合わせをして希望が合致した場合に援助活動を行うことになります。
- 活動終了後、提供会員に料金を支払います。
ベビーシッターとは
ベビーシッター派遣事業を行う会社や個人が運営している認可外の保育サービスです。
ご依頼者様のご自宅などで、要望に合わせたサービスを受けることができます。お父様・お母様が外出中でも、在宅中でもどちらでも利用できます。産前産後ケア、習い事や保育園などの送り迎え、英語やリトミックなどの幼児教育、子育て相談、病児保育、家事なども行っています。
事業者に申し込んで所属するベビーシッターが派遣される方法と、マッチングサイトなどを通じてベビーシッターに利用者が直接お願いする方法とがあります。
*ポピンズシッターは後者で、スマートフォンで簡単にベビーシッターの予約ができるマッチングサービスです。
ベビーシッターは誰が利用できる?
事業者により様々ですが、例えばポピンズシッターでは、0歳から18歳の方の保育を対象としています。
どんな人がベビーシッターになるの?
資格を持っていなくてもベビーシッターになれます。保育士の資格や認定ベビーシッターの資格*を持っている場合もあります。
*認定ベビーシッターとは、公益社団法人全国保育サービス協会がベビーシッター として必要な技術があると認定した人です。
ベビーシッター利用時お子様を預かる場所について
保育の場所は、基本的に自宅です。依頼者は、外出されていても、ご在宅でも構いません。近所の公園へ遊びに行くことも、児童館に行くこともできます。保育園や幼稚園、習い事の送迎にも対応することができます。
ベビーシッターの利用時間と料金について
利用時間・料金は、会社によって様々ですが、保育料は、ベビーシッターのスキルや経験により異なることもあります。
なお、ベビーシッターも幼児教育・保育無償化の対象です。幼稚園や保育所等を利用し、「保育の必要性の認定」を受けると、3歳から5歳までのお子さまの利用料が月額3.7万円まで無償になります。
ポピンズシッターのベビーシッター の特徴とは?
- 保育士などの資格を有する方がたくさん登録されています
- ご家庭の方針やお子さまの成長に合わせた保育が可能です
- 登録されたベビーシッター の方々にはしっかりとした研修を行ってサポートしています。
- 基本料金×ご利用時間分に、交通費をプラスした料金でご利用いただけます。手数料はかかりません。
- 内閣府ベビーシッター券や東京都ベビーシッター支援事業などの自治体の助成制度もご利用いただけます。
ポピンズシッターの利用方法は?
ポピンズシッターのご利用方法をご紹介します。
- まずはご自身のプロフィールをご登録いただきます。入会金、年会費は無料です。
- シッターのプロフィールやスケジュールなどをご確認いただき、ご希望に合ったシッターに直接ご依頼ください。
ポピンズシッターをご利用いただく場合の、登録から決済までの流れについては、こちらをご覧ください。
入会金や年会費無料