育休ママ必見!先輩が教える「職場復帰前に準備しておきたい」5つのこと
職場復帰後の数か月は、ワーキングマザーに立ちはだかる最初の高い壁。不安に思っているママも、多いと思います。
そこで、育休後の職場復帰をスムーズに行うためのポイントを先輩ママたちに聞きました。
育休明けの復職に不安を抱える方は、ぜひご覧ください!
育休復帰後、大変だったことは?
1.お子さまの病気
子どもがよく突然病気になって困った、という声がたくさんありました。
図1 復帰後お子さまの病気で仕事を休んだ頻度(回答数83件)
ポピンズシッター(旧スマートシッター)利用者へのアンケート結果から、7割以上のママが復帰後に1ヶ月に1回以上お子さまの病気でお仕事をお休みしていたことが分かります。
保育園に子どもを迎えに行くために効率よく仕事を終わらせたり、ベビーシッターを手配したりしてかなり苦労されたようです。
2.生活リズムの変化で疲れやすい
復職後は、生活リズムが大きく変わり、体力も低下しているため、疲れやすく病気にかかりやすいようです。
3.仕事の勘が戻らない
仕事の感覚を取り戻すことが難しかった、仕事と家庭の切り替えがしきれなかったという声がありました。
4.家事との両立がつらい
出勤前や帰宅後の短い時間で家事をするのが大変なようです。満足なご飯が作れなかったという声もありました。
復帰前に準備してよかったことベスト5
職場復帰をスムーズに行うために、育休中に準備することは大切です。今回は、先輩ママたちが復帰前に準備してよかったことを5つ紹介します。
1.家事効率化の工夫
復帰後は、家事に使える時間が少なくなるのに備えて、便利家電やミールキットなどを活用して家事を効率化しておくと良いようです。
2.夫婦の育児・家事分担
育児・家事分担は、最初が肝心。復帰前に夫婦でしっかりと分担しておくことで、復帰後にお母さんだけに負担が集中してしまうことを防げます。
3.ベビーシッター探し
お子さまに合った良いベビーシッターを見つけるのはなかなか大変です。早めに探しておくと、いざという時に焦らずにいられるので安心です。
4.体力づくり・メンテナンス
育休中は、外出が減り、体力が低下しがちです。復帰後に疲れないよう、意識的に体力づくりをしておきましょう。
5.仕事・勉強・資格取得
職場復帰に備え、スキルアップのための勉強に励むことで、自信につながりますね。
共働き家庭におすすめ!4つの便利家電とは?
復帰後は短時間で家事をこなさなければいけないので、家事の効率化は不可欠です。先輩ママたちも、家事効率化のためにいろいろな家電を活用されていたようです。
共働き家庭に必須の4つの家電を紹介します。
1.洗濯乾燥機
洗濯には、①洗濯機で服を洗う②洗った服を干す③洗った服を取り込む④洗濯物をたたむ、の4つのタスクがありますが、洗濯乾燥機を使えば、②と③を省くことができるので、時短になります。
2.ロボット掃除機
今では、1家に1台は当たり前となったロボット掃除機。自分がいない間に掃除してくれ、家に帰るといつも床がきれいなのが助かります。
3.電気調理器
鍋に材料を入れるだけでおいしい料理が完成する電気調理器は、忙しいママの味方。予約調理をすれば、家に帰ってすぐ温かい料理が食べられます。
4.食洗器
お皿やコップ、スプーン・フォーク・お箸など、小物はすべて食洗機に入れるだけで、あとは自動で洗ってくれます。手荒れや手のかじかみからも解放されます。
他にも…..
電動自転車、スマートウォッチ、コードレス掃除機、ウォーターオーブンなど
復帰前に夫婦で育児・家事を分担しておく
育休中は、ママの方がどうしても時間的余裕があるので、家事育児の負担は大きくママに偏りがちです。
しかし、職場復帰後は、その余裕はなくなるので、復帰前にしっかりと夫婦で家事育児を分担しておかないと、後に苦労することになってしまいます…。
家事育児の役割分担を明確化する
出典:AERA 「共働きの家事育児100タスク表」http://goo.gl/FBff1M
家事育児には、見えないタスクがたくさんあります。
どのようなタスクがあるのかを認識し、それぞれの苦手な家事・気になるこだわりを共有し、家事育児の分担内容やルールなどを夫婦で話し合うことが大切です。
スケジュールを共有
カレンダー共有アプリを活用して、お互いの予定を把握するようにすることで、それぞれのスケジュールに合わせて家事育児を分担することができます。
コミュニケーションを取る
嫌なこと、やってほしいことはその都度旦那さんに言うようにしましょう。
教えることや指示出しを面倒だと思わずに続けていくことで、旦那さんも家事育児の戦力となります。
育休中にベビーシッターを利用するのもおすすめ
時間がある育休中にベビーシッターを使ってお子さまに合ったベビーシッターを見つけておくことで、復帰後困ったときにすぐにベビーシッターを使うことができます。
育休復帰前の面談や、産後うつの際にもおすすめです。
先輩ママも育休中にベビーシッターを利用!
ポピンズシッター(旧スマートシッター)にご登録の保護者83名にアンケートを取ったところ、約半数の37名が産休・育休中にベビーシッターを利用したと回答しました。
図2 産休・育休中にベビーシッターを利用した人の割合(回答数83件)
育休中にベビーシッターを利用した先輩ママたちの声を紹介します!
時間が無くなりますので産休・育休中に一時預かりやシッターさんを短時間からでもお願いしてみて、ご自分のための時間をすこし確保してみてはいかがですか。
復帰後に自分以外の誰かに子供が慣れている・なついている状態になっていると、送迎や緊急時のヘルプが必要な際にとてもありがたかったですよ。
各種補助券を活用すれば、お得にベビーシッターをご利用可能
・ポピンズシッターで利用できる福利厚生補助券
以上の福利厚生補助券は、所属企業が育休中の福利厚生利用を解除しない限りご利用可能です。
各種福利厚生サービスのご利用方法はこちら
※全て交通費・キャンセル料は利用対象外、育休中の福利厚生利用可能かどうかや兄弟利用、利用枚数は、企業様の契約内容によって異なるので、お勤めの人事部にお問い合わせください。
・内閣府ベビーシッター派遣事業割引券(※)
特典:ご利用一回あたり4,400円の割引制度他、お子さまが2人以上の場合の割引制度あり。
内閣府ベビーシッター券は、産休・育休中に年に4枚まで使用できます。
対象となる児童が義務教育就学前までで、児童1人あたり1日1枚まで利用可能です。
ただし、企業によっては使用条件を定めている場合があるので、お勤め先の人事部にお問い合わせください。
内閣府ベビーシッター券のご利用方法はこちら
※内閣府が実施する「ベビーシッター派遣事業」の割引券を取り扱う企業にお勤めの従業員の皆さまにご利用いただける割引券です。兄弟利用も可能で、交通費・キャンセル料は対象外です。
復帰後、仕事と育児の両立のコツ
仕事をする上での工夫とは?
子どもができてからは、生活スタイルが大きく変わるので、以前と同じ働き方をしていては、上手くいきません。
最初は仕事のペースが掴めず苦労するかもしれませんが、子どもはすぐに大きくなります。大変なのは一時的です。
周囲の力を借りながら、焦らず頑張りましょう!
職場の仲間と情報共有する
小さい子どもは突然熱を出すので、仕事を休まなければいけなくなることも多くあります。
予め職場の仲間に情報を共有しておけば、万が一のときでも、他の仲間に仕事を引き継ぐことができるので安心です。
仕事量を減らす
復帰後は、子どもを産む前に比べ、仕事に費やせる時間がかなり減ります。
無理せず、焦らず、自分のできる範囲で仕事を引き受けるようにしましょう。
子どもが大きくなれば、また自分のペースで仕事ができる日が来ます。
時間を有効に活用する
忙しいワーママにとって、時間はとても貴重です。
限られた時間を有効活用して、子どもと過ごす幸せな時間を大切にしたいものですね。
タイムマネジメント
どの時間に何をするのが最適かを考えることで、限られた時間を有効に活用することができます。どこでも仕事ができるように携帯でも仕事できるようにしておくというのも良いですね。
朝方になる
早く寝て、早く起きることで、自分の時間と家事の時間を確保できます。朝に日光を浴びることで、生活リズムが整うというメリットもあります。
断捨離と整理整頓
あれがない、これがない…と探す時間はすごくもったいないですよね。必要なものが必要な時にすぐに取り出せるようにしておきましょう。
思い切って、あきらめる
あれもこれもやらなきゃ…と思っても、時間は限られているので、辛くなるばかりです。
そんな時は、思い切って、あきらめちゃいましょう。
先輩ママたちも、いろいろあきらめたそうですよ。
自分で全ての食事を作ること
時間がないときは、外食をしたり、冷凍食品や生協、お惣菜を利用したりしている。
洗濯物を畳むこと
家族分それぞれのカゴを用意して、取り込んだあとはそこに保管しておくようにした。
トレンド感のあるオシャレ
通勤服は色とパターンを決めて制服化したので考えずに済む。
お掃除へのこだわり
掃除は週末にまとめて、あるいは汚れが目立ったらやるようにした。
先輩ママたちからのメッセージ
最後に、育休復帰を乗り切った先輩ママたちからの温かい応援メッセージを紹介します。
最初の一年を乗り越えれば、リズムが掴めるので、まずは体調第一に肩の力を抜きつつ!
とにかくがんばりすぎないこと。良い加減(いいかげん)を目指しましょう。
ワーママ大変ですが、子どもも自分も社会生活の中で成長します。一緒に楽しみましょう!
・育休復帰インタビュー記事はこちら
職場復帰に向けて、育休中にベビーシッターを利用しましょう
内閣府ベビーシッター券は、産休・育休中に、1家庭1日(回)につき1枚、年に4枚まで使用できます。
福利厚生補助券は、所属企業が育休中の福利厚生利用を解除しない限りご利用可能です。
育休中も、お得にベビーシッターを利用して、スムーズな職場復帰に備えましょう!
まずは無料会員登録!
- 復職前面談のために利用
- 保育3時間
- 1時間2,200円×3時間
- 6,600円
- 内閣府ベビーシッター券1枚
- -2,200円
- すくすくえいど3枚(1時間当たり1,000円引き)
- -3,000円
合計 1,400円でご利用可能!
※子ども1人、時間料金2,200円のシッターの場合
※料金は税込みです
※シッター交通費は実費となります
※補助券の使用条件は企業によって異なります
ポピンズシッター (旧スマートシッター)【公式】
「仕事と育児の両立」のその他の記事を見る
-
育休とは? 広辞苑によると、「育児休業」「育児休暇」を略した言い方とあります。一般的には、「育児休業 […]
【監修】社会保険労務士・河渕ちさと
育休中にベビーシッターを雇い子供にあったシッターさんを見つけておくと、今後必要なときに安心してお願いできるのでオススメ。例えば保育園申し込みについていってもらうや、区役所の手続きに一緒に同行。こんなことから利用すると安心して任せることができます。