【保育園準備・幼稚園準備】パパ・ママの心配&解決法をベビーシッターがお答えします!

【監修】保育士・伊藤佳織

いよいよ園生活が始まります!でも、初めてのことだらけで心配です。「園に行くのを嫌がったらどうしよう」、「食べ物に好き嫌いがあるけれど、園では食べてくれるかな?」など、様々な心配があると思います。

こういった心配事について、先輩ママとパパはどうやって乗り越えたのでしょうか。ポピンズシッターのベビーシッター・伊藤佳織シッターに意見を伺いました。入園前のパパ・ママの心構えとは?入園までにやっておいた方が良いことは?

園生活スタート!お子様のことで何が心配?

ポピンズシッターでは、ユーザーの皆さんにアンケートを実施*。園生活で心配なことについて、上位3つはこちらでした。

1位 保護者と離れられるか 44.8%
2位 友だちと仲良くできるか 37.3%
3位 食べ物に好き嫌いがある 23.9%

 

その他、おむつがはずれていない朝起きるのが遅いお友達と発達の差を比べてしまいそう完母卒業できるか子どもの精神面などのたくさんの心配があがりました。

先輩ママやパパはどのように解決していったのでしょうか?

パパ・ママと離れられない、どうしよう?

離れられない

保護者と離れたがらないことは、最初だけかもしれませんし、ずっと続くかもしれません。お子様の性格はそれぞれです。こんな意見がありました。

慣らし保育を長めに

慣らし保育を長めにしました。 親も早く仕事復帰しなければと焦りはありましたが、長めに”慣らし”をすることで、親も余裕を持って復帰できました。

(6歳と3歳のママ)

先生と相談しながら、無理のないスケジュールで慣らし保育を実施していくのも良さそうです。

親の子離れの問題!?

そのうち慣れるはずだ、と割り切った。意外と「親の子離れ」の問題かなと思う。

(3歳と1歳のママ)

「(預けてみたら)離れられるかどうかは杞憂に終わり、あっさりと楽しそうに離れていってくれたので安心しました」というママも。

親の姿が見えなくなると気持ちが切り替わる

入園して2年経ちますが、未だに”保育園行きたくない、お母さ〜ん行かないで!”ですが、親の姿が見えなくなると気持ちが切り替わり楽しく過ごしているようです。

(8歳と3歳のママ)

慣れるまでに時間がかかったというお子様もたくさんいらっしゃいます。数年経っても、いまだに園より家の方が好きな様子というお子様もいらっしゃいました。お子様の性格はそれぞれです。

保育士さんなどと信頼関係が構築できるに連れて、お別れ時に泣いていてもお任せできるようになった」という声もありました。

ベビーシッターに対処法を聞きました

必ず園に行きたくない理由がお子様にあると思います。なのでお話しできるお子様には理由をしっかりと聞いて嫌な気持ちを共有してあげることが大事だと思っています。園の先生にも相談していき連携をとって改善できるようにしていくのが理想だと思います。どうしても泣き止まない時もあると思います! 保育士等が受け止めますので安心してお連れください。

(伊藤佳織シッター)

 

友だちと仲良くするには?

園生活が始まると、お友達がたくさんできるかもしれません。

入園前にお友達と遊んでおく

入学前に、ひと学年上の近所のお友達と遊ばせてもらった。シッターさんにお願いをして、遊び場に連れてく機会を作り、同年代と触れ合う。

(3歳のママ)

児童館や公園などで、お友達と触れ合う機会を作るのも良さそうです。そういった時間が取れない時は、シッターを利用することで、保護者の代わりに児童館や公園などに連れていってもらうこともできます。最初は、大人と一緒にお友達と仲良くする方法を学ぶのが良いでしょう。

入園後に学んだ

幼稚園にて、友達との貸し借りが最初は課題でしたが、先生が間に入り、怒らずに貸し借りができるようになりました。

(4歳と1歳のママ)

「お友達との付き合いの中で色々学びながら、1歳児クラスながら人間関係を構築しているようです」というママも。お子様の順応性を信じてみましょう。

「なるべく話しかけられやすいような格好などで行くようにした(1歳のママ)」という回答もありました。園による決まりはあるかもしれませんが、その範囲内でできる格好を楽しんでみるのも良いかもしれません。

先生に相談する

子供と先生を信じる。少しでも不安や疑問があれば先生に相談する。

(6歳のママ)

担任の先生との連絡帳でのやりとりなどで、まめに情報を共有することで様々なお悩みも解決できるようです。

ベビーシッターに対処法を聞きました

初めてのお友達との関わりを持つお子様がほとんどだと思います。決して最初から仲良く友達関係を築けるわけではありません。日々一緒に生活していく中でお互いの存在を知りおもちゃの取り合いをしてぶつかり合う経験やおもちゃを譲ってもらえて嬉しかった経験、貸してもらえなくて悲しかった経験など全てがこれからの人間関係の構築の基本になっていくと思います。保育士などが様々な場面で仲立ちを行いお子様の成長のお手伝いをしていきますので保護者様も一緒にご成長を見守っていただけたらと思います。

(伊藤佳織シッター)

食事に好き嫌いがある

食事

好き嫌いが多く、食べるのも遅いからと心配になる方もいらっしゃいます。入園したらみんなと一緒に食事ができるのか、不安に感じることもあるでしょう。

自分の子供だけではない

しばらくは毎日の様子を子供自身やママ友にも聞いてみました。減らしたり、残したりしても何も園から言われないこと、好き嫌いがあるのは自分の子だけではないということがわかり、安心しました。

(3歳と6歳のママ)

特に気にしない

特に気にせず、諦めずに苦手な食材も出し続ける。

(2歳のママ)

一方で「幼稚園では頑張って苦手な食材を食べているので、家での好き嫌いは様子見にしている」というママの声もありました。保育園や幼稚園に入園するからと焦るのではなく、ご家庭に合わせてそれぞれのペースで食事を楽しむのが良さそうです。

ベビーシッターさんに対処法を聞きました

成長とともに味覚が発達してくるので好きな味や苦手な味がはっきりとしてくる時期だと思います。好き嫌いがあって当然だと思います。どんな味や食感が苦手なのか保育園でも把握していきますので無理に食べさせることはありませんが、少しずつでもお口に運んでみて苦手な物でも食べてみたら美味しかった!と思える経験を積み重ねていきます。お友達と一緒に食べたら美味しかった!と思えるお子様も多くいらっしゃいますよ。ご家庭と園で連携し改善して行けたらいいですね。

(伊藤佳織シッター)

その他のお悩み一挙解決!

おむつがはずれていない

おむつが外れていないことが心配だったり、お子様が「トイレに行きたい」と保育士さんなどにちゃんと伝えられるのか心配という方も。3歳入園の場合でも、トレーニングパンツで頑張っていたり、まだおむつがはずれていないお子様も多いようです。

大丈夫です!保育園での活動中でおむつが濡れていない時は保育士がトイレに誘って行きます。もしお子様が嫌がる時などは無理に連れて行くことはしていませんが他のお友達がトイレに入る様子を見て興味を持つお子様もいらっしゃいます。 お子様のペースに合わせて進めてまいりますのでご安心ください

(伊藤佳織シッター)

朝起きるのが遅い

寝坊してしまった場合、保護者の方は登園時間に間に合うのか心配になるかもしれません。朝起きるのが苦手なお子様はどうしたら良いでしょうか。

「登園を繰り返して改善したり、改善しないものも個性だと認めることができた」(2歳のママ)

なぜ早く起きる必要があるかを説明して協力してもらう姿勢で臨む。在宅勤務で余裕がある日は、朝寝坊を許容する。(メリハリ)」(6歳と4歳のママ)

登園することになってから普段遅く起きていたのにいきなり早起きになるのはお子様にとってとても辛いことになってしまいます。やはり登園することになることを想定して、同じ時間に起きる練習をしていき生活リズムを整えてから登園されるのが望ましいと思います。

(伊藤佳織シッター)

お友達と発達の差を比べてしまいそう

保育園に入るために「歩く練習をしなければ!」と焦る保護者の方もいらっしゃるかもしれません。「発語がまだないので心配」いう保護者の方もいらっしゃいます。

「周りと比べない努力をする」(3歳のママ)

「気にしないよう心がける」(4歳と1歳のママ)

発達の差はあって当たり前です。ついついご自分のお子様のできないところばかり目についてしまいそうですがどうかお子様の良いところにも気をつけて見ていってほしいと思います。きっとお子様の良いところに気がつけるよいきっかけになると思います。

(伊藤佳織シッター)

Q歩く練習はするべきか?

「歩けていないので、無理に特訓をするようなことはお薦めできないです。這い這いをすることで腰を中心に発達していき体幹の強い身体を作ることができるので早く歩けたから良いというわけではないことをお伝えしたいです。それにお子様のペースで歩く準備はしていると思いますのでどうか見守ってあげて欲しいと思います」とのこと。

Q発語を促すにはどうしたら?

「日々の生活でお子様にたくさん話しかけたり喃語に対してお返事してあげることはとても大切です。保育園に入園してから何か発達で心配なことがありましたら保育士と相談していきますのでご安心ください」(伊藤佳織シッター)

完母を卒業できるか

0歳児で入園される方は、ご心配なことがたくさんあると思います。「完母の卒業ができるか」、「粉ミルクを飲まない」など授乳に関する心配もありました。

お子様の月齢にもよりますが、もし離乳食を意欲的に食べていて栄養がとれている場合は卒乳を特に考えなくても大丈夫だと思います。離乳食がまだ進んでいない場合、母乳しか受け付けないで栄養がとれていない場合は、ミルクを飲むことになると思います。ですが、お子様がミルクを嫌がる場合、もしかしたら卒乳をして行った方が良いケースもあります。哺乳瓶の乳首が嫌な場合は、ストローマグが可能な園でしたらお願い出来るかもしれませんし、ミルクの味が嫌なお子様は、母乳を冷凍して持参しても大丈夫なケースもあるかと思います。やはり入園される保育園に相談することが1番良いかと思います

(伊藤佳織シッター)

子どもの精神面

毎日園に通うことがストレスになるのではないかと、心配される保護者の方もたくさんいらっしゃいます。

「子供が慣れてくれて、環境に対応してくれたというのが一番です。親としては保育園の先生方とよく対話し、信じて預けること。また、家庭でも保育園の育児方針と寄り添い、家族・保育園で協力して子育てする感覚を持つことで少しずつ解消されてきました」(2歳のママ)

保育士さんにお子様のことを相談できる?

園の先生にお子様のことについて相談したい時はどうしたら良いでしょうか。

育児の悩みなどを教えていただくのは保育士にとってもありがたいことだと思います。日々の送り迎え時にゆっくりとお話できたら理想なのですが他の保護者様の対応もしていきながらですのでじっくりとご相談にお応えすることが厳しいと思いますので前もって面談のお時間を作っていけたら良いと思います。ざっくりでも悩んでいる内容を伝えてその旨について面談を希望したいと伝えるとほとんどの園で面談の時間を作ってくれると思います。

(伊藤佳織シッター)

平日はお子様とどれくらい遊んだ方が良い?

平日はお仕事をされている保護者の皆さまにとって、子供との時間が十分取れていないのではないかと心配になることもあるかと思います。

お仕事がある日もお子様と遊んであげたいと思うお気持ちはわかりますが保育園から帰り、ご飯にお風呂と目まぐるしい日常では中々難しいですよね。なので改めて遊ぶ!と思うのではなく保育園での帰り道にお散歩感覚でたくさんお話をしたりお歌を歌ってみるのも素敵だと思います。お風呂に入ってジュース屋さんごっこをするのも楽しいと思います。お仕事に行き疲れていたり体調がすぐれない時に無理をする必要はもちろんないと思います。こうしないといけない!ということはありませんのでぜひお子様と一緒に楽しい遊びを発見していただけたらと思います。

(伊藤佳織シッター)

コロナ渦で同世代のお子様と関わる機会も少なくなってしまいました。また保護者の皆様も同世代のお子様を持つ方とのコミュニケーションの機会が減ってしまっており、心配の声も増えています。園での生活に不安があったり、お子様の子育てについて聞きたいことがある時は、ベビーシッターに相談をしてみるのも一つの方法です。ポピンズシッターに登録されているシッターは、子育て経験のあるシッターのみです。ぜひ、活用してみてはいかがでしょうか。

*「新生活準備」に関するアンケート(2月25日実施)回答数85名 より

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内閣府ベビーシッター券とは、通常ベビーシッター利用1回につき、対象児童の人数×2,200円の割引で、1日あたり2枚まで(月最大24枚まで)の補助を受けられる制度です。

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※子ども1人、時間料金2,200円のシッターの場合
※料金は税込みです
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この記事は

【監修】保育士・伊藤佳織

保育士・待機児童 (東京都ベビーシッター利用支援) 対応、一時預かり (東京都ベビーシッター利用支援) 対応、内閣府ベビーシッター券対応ベビーシッター。簡単な楽譜でしたらピアノを一緒に練習することは可能です。保護者様と日々相談し合いながらお子様の成長の喜びや、大変さを一緒に共有させていただけたらと願っています。依頼はこちらから。

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