フルタイム勤務ママに子育てアンケート!1日のスケジュールは?やりくりは?
フルタイムで働きながらも、育児と家事もこなしていかなければなりません。「どうやってやりくりしているの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。ポピンズシッターでは、ユーザーの方々にワーママ&ワーパパの1日のスケジュールアンケートを実施。ワンオペで仕事に育児に家事にとこなしている方、ベビーシッターをお迎えに活用している方など、様々な方々のスケジュールをご紹介いたします。
フルタイムで働くとは?
フルタイム勤務では、正規雇用、契約社員など雇用形態にかかわらず、月間160時間程度働いている方が多いようです。勤務時間は、原則として1日8時間、1週間で40時間が上限(労働基準法第32条)ですが、この上限8時間で働いている方が多いようです。働き方も多様化しており、正規雇用でなくてもフルタイム勤務をしている方もいらっしゃいます。
ワーママはどれくらいいるの?
働きながら、育児をする“ワーママ(ワーキングマザー)”も増えています。児童がいる世帯の母の仕事状況は、正規雇用、非正規雇用含めて「仕事あり」の人が全体の72.4%。年々上昇しています。
平成30年 厚生労働省職業安定局 「雇用の質」資料
https://www.mhlw.go.jp/content/11601000/000356884.pdf
2019年 国民生活基礎調査の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/14.pdf
共働き家族の起床時間と就寝時間
ポピンズシッターユーザーにアンケートを実施しました。「フルタイムで働いている」と答えてくれた保護者45名の1日のタイムスケジュールを分析。皆さんの起床時間、就寝時間は何時ごろでしょうか。
起床時間は7時〜8時の間
7時〜8時の間に起床している方が16名と最も多くいらっしゃいました。保育園などにお子様を預ける時間も7時〜9時ごろが多いため、起床してから預けるまでの時間がほとんどありません。限られた朝時間の中で、朝食準備、子どもの支度、自分の支度、家事等、やることがたくさん。やりくりも大変です。そのため、「朝食はパン!」など、メニューを固定化しているという意見が多かったです。
4時〜5時 | 3名 |
5時〜6時 | 11名 |
6時〜7時 | 13名 |
7時〜8時 | 16名 |
8時〜9時 | 2名 |
就寝時間は22時〜23時の間
就寝時間は22時〜23時の間が11名いらっしゃいました。20時〜21時頃に寝られている方では、「お子様と一緒に寝落ちしてしまう」、「子供と一緒に早く寝て、5時頃起きる」という方がいらっしゃいました。24時以降に就寝されている方は、「勤務時間が長い」、「お子様を寝かしつけた後に仕事に戻る」、「掃除や洗濯などの家事や自分の時間にあてる」という方がいらっしゃいました。
20時〜21時 | 3名 |
21時〜22時 | 10名 |
22時〜23時 | 11名 |
23時〜24時 | 9名 |
24時〜25時 | 9名 |
25時以降 | 3名 |
フルタイム家事・育児のお迎えと夕食時間
アンケートの結果を見ると、18時過ぎに保育園等にお迎えに行き、18時〜19時頃には夕飯を食べるというタイムスケジュールをご回答いただいた方が最も多かったです。
帰宅してから夕飯を食べるまではたったの1時間です。この1時間で、いかに効率よく家事を進めるか、が勝負となりそうです。
*アンケート概要
「子育てと仕事の両立」に関するアンケート
2021年10月13日~17日。ポピンズシッターご利用者様にインターネットによるアンケート。回答数102。
ワーママ&ワーパパのタイムスケジュール例
それでは、具体的にスケジュールを見ていきましょう。
ワンオペで3人の子育て(2歳と4歳と6歳のママ)
4:30 起床、自分の朝食
5:00 保育園と小学校の準備、お弁当作り
5:30 長男と宿題
6:00 洗濯物干し、自分の身支度
6:30 次男と三男を起こし、息子達の朝食と身支度
7:15 保育園送り、出勤
8:30〜17:00 仕事(+大体2時間残業)、保育園と学童お迎え
19:45 夕食
20:15 入浴
21:00 長男就寝
21:00〜 次男と三男の遊び相手をしながら、洗濯、食器洗い、掃除等
23:00 次男、三男と共に就寝
子供が寝てから自由時間(3歳のママ)
7:00 起床
7:20 子供に朝ご飯を食べさせながら家事
8:10 出発、送っている間にルンバが掃除
8:30 子ども保育園
9:00 仕事開始(在宅)
17:30 保育園へお迎え
18:10 夜ご飯
19:00-19:30 お風呂
19:30 洗濯物干し
20:00 家事したり子どもと遊んだり
20:30 寝室へいって絵本
21:00 子ども就寝
22:00 仕事、家事したり自分の時間にしたり
24:00過ぎ 就寝
栄養さえ取れてれば簡単な料理でOKと思う。夜、子供が寝てから作り置きをしている。リフレッシュ方法は、休日に目一杯子どもと遊ぶこと。また、週一でファミサポさんにお迎えを代わってもらいます。
(3歳のママ)
朝はパパが担当、夜はママが担当、お迎えはシッターさん(8歳と5歳のママ)
朝は子供の支度や朝食、送迎夫担当。
7時半 起床
14時〜15時 長男が帰宅 おやつ対応
18時 仕事終了 次男のお迎えはシッターさんにお願いしています
18:30 お風呂
19:00 子供と私(ママ)がご飯
20:30 夫の夕飯だし、子供の宿題とピアノ練習、歯磨き
21:30 就寝 次男はお昼寝をしているので寝付くのが22:00〜22:30
料理は家事代行に頼み、副菜は作り置きをお願いしている。また、わたしと夫で朝番夜番を明確に分け、ワンオペ育児を乗り越えられました。
(8歳と5歳のママ)
パパとママとで細かく家事・育児を分担(2歳のパパ)
7:00 起床 子供のごはん用意(パパ)、パパのごはん用意(パパ)、ママのごはん用意(ママ)、照明やTVをつけたり(Alexa)
7:20 子供のごはんサポート(ママ) 各自ごはん
7:40 子供の着替え(ママ)、洗濯機かける(パパ)、ゴミ出し(パパ)、食洗機かける(ママ)
8:00 保育園登園に向けて出発(子供&パパ)、リモートで出勤(ママ)
8:20 登園
8:40 帰宅(パパ)、洗濯物干す(パパ)
9:00 リモートで出勤(パパ)
17:45 リモートで退勤(ママ)
18:00 リモートで退勤(パパ)
18:30 保育園お迎え(パパ)
18:50 帰宅(子供&パパ)、パパのご飯用意(パパ)
19:10 子供のごはん用意(ママ)、ママのごはん用意(ママ)、ごはん(パパ)
19:30 子供のごはんサポート(ママorパパ) 、ごはん(ママ)
20:00 翌日の保育園準備(パパ)、洗濯物たたむ(パパ)
20:30 照明やTVを消したり(Alexa)、お風呂〜着替え(子供&パパ)
21:30 子供の寝かしつけ(ママ)
22:00 就寝(子供)
22:00〜24:00 就寝(パパ、ママ)
基本的に作り置きして、冷凍しておく。レトルト食品も用意しておく。月2〜3回、18:00〜21:00の作業をシッターさんにお願いしています。
(2歳のパパ)
お子様のお迎えや、夕方の家事をベビーシッターや家事代行などに時には頼ることで、仕事や家事や育児にも少し余裕ができそうです。
フルタイム勤務が「きつい!」と感じる瞬間はどんなとき?
フルタイム勤務は、常にやることがいっぱい。仕事も100%できないし、栄養を考えたご飯も作れない、何よりもお子様に寂しい思いをさせているのではないか、そして、自分の時間が全くとれないと不安に感じている方も多いようです。
仕事の責任と子の対応を天秤に
仕事の責任と子の対応を天秤にかけなければならなかった。社会全体の雰囲気がさらに子育てに優しくなるといい
(4歳と2歳のママ)
小学校入学後がきつい
長子が保育園時代にはきついと感じたことはあまりなかったが、小学校入学後は、親参加のイベントが平日に予定されることがあり、また平日が学校の都合で休みになることもあるため、たまにきついと思うようになった。夫婦での協力が欠かせない。
(6歳と2歳のママ)
作る時間はないので全部既製品
保育園から、「夜ご飯をつくるのは引き取った後で」と言われているので、ずっとレトルトとスーパーの弁当でやりすごしている。無添加、栄養バランス、まったくできていない。
(2歳のママ)
病気の時に預けられない
RSウイルス流行しすぎて病児保育シッターがいなかった、病児保育室も家と職場と真逆しかなく使えない、病児保育が1日3-4万して破産してしまう、一日でも休むと多大な迷惑がかかる体制で、休みすぎて退職勧告され退職、転職になった
(2歳ママ)
食事の準備はどう工夫している?
時間が限られているため、食事の準備の時間を減らすことが必要になります。献立をルーティーン化することで考える時間を減らす、ミールキットを使う、家電を活用する、外注するなど様々な工夫がありました。
週末に作り置き
週末にまとめて料理を作り、冷凍保存しています。解凍すればいいので楽です。
(5歳のママ)
朝は調理しない!
朝は調理しないもの!パン、バナナ。ヨーグルト、冷凍食品!
(3歳と1歳のママ)
家事代行を利用
料理はほぼ家事代行
(1歳のママ)
調理家電を活用!
調理家電の活用、生協やOisix、カット野菜の活用、夕飯のおかずを多めに作り翌朝出すことを良しとする
(4歳と2歳のママ)
時間の使い方どう工夫している?
時間の使い方で重要なことは、家電を活用すること、家事や育児を外注することなど、全てひとりの力で乗り切ろうとしないことのようです。
家電に頼る
家電にお金をかける。ホットクックで時短する。
(5歳のママ)
睡眠時間を確保!
自分にとって睡眠が一番大事なので、帰ったらできるだけ一息つかずに家事育児を済ませ、子どもたちと一緒に寝るようにしている。
(0歳と4歳のママ)
朝方に活動
朝方に自由時間を持ってくるようになりました。子どもが寝ている間に自由時間を作る。
(5歳のママ)
マルチタスク
常に2つのこと同時並行を意識(食べながらふろをはる、お茶わかしながら食器洗う、掃除ロボしながら洗濯干す、など)。掃除ロボの活用、洗濯乾燥機の活用、つまり文明の利器をフル活用
(4歳と2歳のママ)
家事も育児も外注
家事が苦手で時間がかかるから。そのため毎週家事代行を依頼している。家事も育児もなるべく外注、省力化
(5歳と3歳のママ)
実質0円*でご利用可能!園への送り迎えや晩ごはん準備もらくらく
東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)とは、東京都のベビーシッター利用料金の助成制度です。
保護者の負担額はというと、なんと実質無料。
(児童1人あたり1時間2,500円まで。交通費を除く)
事前の手続き不要、保育認定も必要ありません。ワンオペ・フルタイム育児でお困りの方は、ぜひ制度をチェックください。詳しくはこちらの記事でもご案内しています→
まずは無料会員登録!
- 保育園お迎え~晩ごはん準備まで依頼
- 2時間利用
- 4,400円
- 一時預かり(東京都ベビーシッター利用支援)制度利用で
- -4,400円
合計 0円でご利用可能
※1時間2,200円の場合
※価格は税込です
※いずれもシッター交通費は実費となります
朝食は時間がないため、息子達の好物を出すようにしている。夕食は1回/週で生協の宅配がくるため、1週間分のメニューを予め決めている。適宜冷凍食品を利用している。
(2歳と4歳と6歳のママ)