【インタビュー】在宅勤務中に!こども家庭庁ベビーシッター券と一時預かり(東京都ベビーシッター利用支援)を使ってみました
自分がいない時にベビーシッターと子どもを一対一にするのは少し怖いと思っている方もいるのではないでしょうか。在宅勤務中にベビーシッターを利用すると、お子さまがどのように過ごしているのかが分かるので安心してお預けいただけます。
今回は、「こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)」と「東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)」を使って、在宅勤務中にベビーシッターをお願いしているというワーキングマザーのS様にお話を伺いました。
ベビーシッターのご利用状況
S様は9時~15時まで時短勤務で働いており、お子さまは週に4日は会社に行く途中にある認可外の保育園に通っています。
週に1日、在宅勤務をしている間のお世話をお願いするために、定期でベビーシッターを利用しているそうです。
「こども家庭庁ベビーシッター券」と「東京都ベビーシッター利用支援」、どう使い分ける?
S様は「こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)」と「東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)」の2つの助成制度をご利用されています。
定期依頼のときは、「こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)」と「東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)」を両方使っているそうです。
定期依頼しているシッターの時間料金が約3,000円で、一時預かり(東京都ベビーシッター利用支援)の補助の上限である1時間2,500円を超えています。そこで、「こども家庭庁ベビーシッター券」も適用し、超過分をカバーされています。
また、定期依頼以外でベビーシッターを利用する場合は、午前の3時間と午後の2時間で2名のシッターに依頼し、午前の依頼には「東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)」、午後の依頼には「こども家庭庁ベビーシッター券」をそれぞれ適用されているそうです。
①こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)
こども家庭庁が実施する「ベビーシッター派遣事業」の割引券を取り扱う企業にお勤めの従業員の皆さまにご利用いただける割引券です。最大4400円/回・人の補助が受けられます。詳しくはこちら。
②東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)
事業を実施する区市に住んでいる保護者が、一時的に保育が必要とする場合や共同保育(保護者等とベビーシッターによる保育)を必要とする場合に無料でベビーシッターを利用することができる制度です。24時間365日利用可能です。詳しくはこちら。
S様のご利用例(9:00 〜 15:00)
- 保育料(2,750円/h× 6h)
- 16,500円
- 交通費
- 544 円
- こども家庭庁ベビーシッター券1枚
- -2,200 円
- 一時預かりの補助(上限2,500円/h×6h)
- -14,300円
合計 補助を申請すると、実質544 円!
※時間料金2,200円のシッターの場合
※交通費は助成対象外
※一時預かり(東京都ベビーシッター利用支援)の補助の上限は1時間2500円まで
最初にベビーシッターを利用したときどうだった?
S様は、家の片づけをしないといけないときに子どもを見ることが難しかったことがきっかけで、職場復帰する前にベビーシッターを利用し始めたそうです。
S様:「私は家が片付いていないと気が済まないタイプなので、家の片づけができないことに対するストレスと天秤にかけた結果、一回預けてみようかなと思いました。
ただやっぱり子どもの安全が心配だったので、シッターの評価をしっかり見て、こういう雰囲気の方だったら大丈夫かな?ってすごく吟味してお願いしました。」
実は、現在定期依頼しているのは、最初に依頼したベビーシッターなんだそう。初めてベビーシッターに預けたときのお子さまの様子について次のように話していました。
S様:「シッターさんと子どものいる部屋から、『こんなにケラケラ笑う子だっけ?』と思うほど笑い声がきこえてきて、すごく楽しそうでした。
その方に出会ってから、前向きに預かってもらえるようになったと思います。保育園に入ってからも、定期的に来ていただきたいと思える方に出会えて良かったです。」
保育園とベビーシッターの違いって?
普段は保育園に預けている一方で、週に1回ベビーシッターに在宅勤務中のお世話をお願いしているS様。保育園に預ける場合とベビーシッターに預ける場合の違いについてきいてみました。
S様:「一番は、子どもの反応がちゃんとわかるところだと思います。
保育園でも多分すごく楽しく過ごしているし、結構制作の時間があってサービスは良いんですけれども、実際に子どもが楽しんでいる姿は見られません。
シッターさんに預けるとリアルタイムに子どもの楽しそうな声が聞こえてきます。シッターさんと一緒にいるときはずっとキャッキャと楽しそうにしていて、シーンってなっていると絶対寝ている時間なんです。」
ベビーシッターを利用してみて...
最後に、ベビーシッターを利用してみて気づいたことや良かったことについて教えていただきました。
気づいたこと
S様は、定期依頼をしている方を含め、保育士のシッターに何人かお願いしてみて、子どもの扱いの上手さに驚いたそうです。
S様:「保育士の資格をもっていて実務経験がある方は、子どもの気持ちを切り替えさせるのが早いです。最初泣いていても、ちょっと時間が経つと子どもがケラケラ笑っている声が聞こえてきてすごいなと思いました。」
また、お子さまの新たな一面にも気づくことができたといいます。
S様:「夫と私が別の部屋で一緒に仕事をしているときに、子どもが興奮しながらすごく一生懸命シッターさんにしゃべっていました。
私や夫と一緒にいるとき子どもは人の話を聞くタイプだと思っていたんですけど、シッターさんと一緒にいるときはしゃべるタイプになっていました。」
良かったこと
ベビーシッターを利用して良かったことについて、次のように話していました。
S様:「1つ目は、家にいるときに自分の時間ができることです。
結局家事をやっちゃうこともあるんですけど、家がきれいになるので、気持ちよく生活できます。
2つ目は、子どもと遊ぶレパートリーが増えることです。
子どもが笑っているので、シッターさんに『何してたんですか?』ときくと、『こういう遊びをしていました』と教えてくださるので、『このおもちゃでそんな遊びができるんだ!』と知ることができます。年齢に合わせた遊びをしてくださるのですごく勉強になるし、シッターさんがいらっしゃらないときにも子どもをあやすのに役立っています。」
まとめ:在宅勤務中にベビーシッターを利用してみませんか?
お子さまをベビーシッターと一対一にするのは少し怖いという方もいらっしゃると思います。
S様のように、在宅勤務中にベビーシッターを利用することで、お子さまがどのように過ごしているのかを知ることができます。
「こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)」と「東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)」を使うと、ベビーシッターがお安くご利用できます!
まずはご自身がご自宅にいるときにベビーシッターをお試しください。
利用可能な助成や補助券を調べてみましょう!
本当はベビーシッターの補助が使えるのに、その存在に気づいていないという人は多いです。ご自身が利用可能なものがないか調べてみましょう。制度の詳細は、お勤め先や自治体にそれぞれお問い合わせください。
①こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)
公益社団法人全国保育サービス協会のサイトで、「こども家庭庁ベビーシッター券」を導入している企業を検索することができます。導入している場合は、人事担当者に問い合わせましょう。
②福利厚生補助券
お勤め先が下記の福利厚生サービスを導入しているかご確認ください。導入している場合は、各サービスのサイトからベビーシッターの補助券の利用申請を行いましょう。
- 株式会社ベネフィット・ワン「すくすくえいど」
- 株式会社ベネフィット・ワン「えらべる倶楽部」
- 株式会社リロクラブ「福利厚生倶楽部」
- 株式会社イーウェル「WELBOX」
- リソルライフサポート株式会社「ライフサポート倶楽部」
③東京都ベビーシッター利用支援(一時預かり)
お住まいの自治体のホームページを確認してみましょう。こちらの記事でも実施している自治体を紹介しています。
ベビーシッターの補助は他にもございます。ご自身が使える補助券・助成制度の調べ方についてはこちらもご覧ください。
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【ワーキングマザーS様】
自分:9時~15時の時短勤務。週に3日、在宅勤務をしている。
夫:変則的に朝から夜まで働いている。
子ども:0歳。週に4日は認可外の保育園に通っている。
夫が帰ってくるのは子どもが寝た後なので、基本的に自分が育児を担当しています。