思わぬところに危険が!おうちで起こる子どもの事故

ポピンズシッター (旧スマートシッター)【公式】

お家の中は安全だと思っていませんか?

実はたくさんの危険が潜んでいます。

ほんの少しの気配りで防止可能だという危険ばかりですので、

お子様の安全対策について、もう一度見直してみませんか。

ベビーシッターの研修の中でもお伝えしている、保育の安全についてご紹介しましょう!

おうちの中でお子様が近づくと危険な場所

自宅の中で小さなお子様が主に生活する場所はリビングです。特にリビングとキッチンの危険にはご注意を!

【リビング】この家電の置き場所の安全確認を

1歳前後でつかまり立ちができると、高さ30cmから50cmくらいのテレビ台の上に設置されたテレビに手が届きます。大型家電や家具は固定して使用するようにしましょう。

床に置くタイプの暖房機器は、お子様の手が届かないように安全柵などで囲みましょう。

加湿器から出る蒸気に触れたり、倒したりして熱湯を浴びてしまうこともあります。転倒しても熱湯がこぼれないタイプを選びましょう。

【リビング】起こりやすい誤飲事故

乳幼児が異物などを飲み込みそうになった「ヒヤリ・ハット経験」(ヒヤリとしたりハッとしたこと)をしたことがあるという保護者は、東京都生活文化局の調査で全体の約6割でした。

特に多いのはおもちゃで「シール」です。(ヒヤリ・ハット調査 「誤飲等による乳幼児の危険」 調査報告書 令和2年度 より

手の届くところにこんなものは置いてませんか?

お子様の手の届かないところ、見えない場所に保管することが大切です。

・ボタン電池の誤飲は食道につまったり、胃の中にとどまったりすると重症事故につながります。電池を取り出せないようにカバーを固定しましょう

・複数の磁石の誤飲は、磁石が腸壁を挟んでくっつき、消化管穿孔(消化管に穴があくこと)や、腸閉塞などを起こすおそれがあります

上の子が遊んでいたビー玉を口に入れてしまったシールを飲み込んでしまったなど、

年齢が異なるきょうだい間でのおもちゃのやり取りには特に気を付けましょう。

誤飲したものにより、緊急性の高いもの・吐かせてはいけないものがあります。おもちゃ、電池、磁石、洗剤など、薬、タバコ、鋭利なものを誤飲した場合は、症状がなくても急いで病院を受診しましょう。

応急手当がわからない場合は、

医療機関や子ども医療電話

#8000

に相談しましょう。

事故防止ハンドブック 消費者庁 より

【キッチン】やけど事故に注意しましょう

つかまり立ちをして熱湯の入った鍋をつかんんでしまい熱湯を浴びてしまうという危険も。キッチンにはゲートを設置して入れないようにして置くのも良いでしょう。

キッチン等で気をつけたい箇所はこちら

キッチンの危険

電気ケトルにつかまり立ちをしたり、コードを引っ張って倒れてしまい熱湯を浴びて火傷をすることもあります。倒れても中身が溢れない製品を選び、コードも含めてお子様の手の届かないところに設置をしましょう。

炊飯器から出る蒸気に触れて火傷をすることもあります。キッチンのレイアウトを見直して置くと良いでしょう。

アイロンは、使用したらなるべく早く片付けましょう。コードを含めて子どもの手の届かないところに置きましょう。

春・夏は【ベランダや窓】からの転落事故に特に注意を!

春や夏など、空調なしで過ごせる季節になると、窓を開けて過ごすご家庭も増えてくるはず。

増加するのが、お子様の転落事故です!お子様を事故から守るために、ベランダをもう一度見直しておきましょう。

・ベランダの柵の近くに、プランター、椅子、テーブルなどのお子様の踏み台になるものは置かない

・エアコンの室外機をベランダに設置する場合は柵から60cm以上離しましょう

・ベランダの出入口にはお子様の手の届かない位置に補助鍵を設置しましょう

お子様だけでベランダに出さないようにしましょう

東京くらしWEB より)

窓や出窓も危険です。

・窓の近くには、ベッドやソファーなど踏み台になるものは置かないようにしましょう

網戸に寄りかかると敗れて転落する恐れがあります。網戸には寄りかかれないように、窓の開ける幅を制限するなど対策を取りましょう。

転倒防止・ケガ防止対策をしよう!

階段にはゲートをつけよう

ハイハイをする頃から階段からの転倒が起きます。転落防止の柵をつけて閉め忘れのないようにしましょう。

玄関での段差での転倒にも気をつけましょう。

お風呂には滑らないマットを敷きましょう

お風呂で多いのが洗い場で滑って転倒によるけがです。

洗い場は石鹸などで床が滑るので、転倒などのけがには注意しましょう。滑らないマットなどを敷いておくと良いでしょう。

ドア・引き出しには安全ガードをつけましょう

タンスなどの家具の引き出しを階段状にして登って遊び、家具が転倒する事故が起こっています。

中が詰まった引き出しも簡単に引き出せるようにレールがついているので、お子様でも簡単に引き出せてしまうのです。家具の引き出しには鍵やストッパーをつけて容易に開けられないようにしましょう

家具の角を保護する

転倒してテーブルなどの家具の角に頭や顔をぶつけることがあります。

角の丸い家具を選ぶ、クッションテープを取り付けるなど工夫をして置くと良いでしょう。

ベビーシッター の本音-部屋が散らかってるのは気になる?

ベビーシッターのみなさんが訪問先の自宅で気になることを紹介しています。「どんなものが家の中にあるとお子様が危険か」を詳しく解説しているので、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

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