【インタビュー】自分が笑顔でいるためにベビーシッターを利用
今回は育児と家事をワンオペで行う専業主婦の関口さんへのインタビュー記事です。
ベビーシッターは育児と仕事の両立が大変なワーキングマザーが使っているイメージが強いと思います。しかし、実はたくさんの専業主婦の方が利用しています!
ワンオペ育児のコツや、子育てで大切にしていること、ベビーシッターの活用法などを伺いました。
プロフィール
お名前:関口さん
ご自身のご職業:専業主婦
旦那様のご職業:営業
お子さま:5歳の女の子、2歳の男の子
夫婦の育児・家事の分担割合:妻100%、夫0%
無理のないように自分でスケジュール管理
ー専業主婦になられる前は何をされていましたか?
ネイリストです。
ー関口さんは、家事・育児を1人でなさっているんですね。
はい。夫は、自分でアポを取り仕事をするという不規則な就業形態でとても忙しく働いているので…
土日も関係なく、飲み会も多いので朝5時に帰ってくることもあります。
ー専業主婦で良かったことは何ですか?
自分でしっかりと時間の管理ができること、自由なことです。
「家事をどこからどこまでやってからランチに行こう」というように、自分で決められるのが良いところだと思います。
ー育児・家事の工夫を教えてください!
自分がやりたくなったときに家事をするようにしています。
やらなきゃ!という気持ちだと疲れてしまうので、上手く諦めるようにしています。
また、自分がどうありたいかを考えて行動しています。
自分の時間をとるために、子どもは早めに寝かせるようにしています。自分の体調が悪くならないようにスケジュールをコントロールしています。
旦那さまとのコミュニケーションが大切
ー子育てを1人で行うとなると、育児ストレスやプレッシャーがかかると思うのですが、どうやって克服していますか?
辛いことを夫に相談するようにしています。
育児が辛くなったとき、夫に相談して、「寝不足で辛いからこの時間預けたら楽になる」ということを伝え、月にどのくらい託児所を使っていいかを話し合いました。
ー旦那さまに頼み事をするときのコツを教えてください!
相手の機嫌がいいときに頼むことが大切です!お願いごとはまず相手を楽しい気分にしてから頼むようにしています。
また、感情的になっているときは人のせいにしてしまうので、自分の機嫌が悪いときはラインや電話はしないようにしています。
やっぱり相手への気遣いは大切です。
ー旦那さまはお子様と会う時間が少ないと思うのですが、どうやってコミュニケーションをとっていますか?
1日に2、3回電話でお話して、子どもとコミュニケーションをとるようにしています。出張先からテレビ電話をすることもあります。
夫もよくコミュニケーションをとってくれているので、育児をするのが自分一人で不安だという感じにはならないです。夫に「コミュニケーションをとってくれることが嬉しい」と伝えています!
ー子育てで大切にしていることは何ですか?
干渉しすぎないようにしています。
失敗やケガや、ケンカから学べることもあると思うので、まずは見守るようにしています。兄弟げんかでどっちが悪いかも決めません。
子どもが自分でできる力を奪わないようにしています。
自分が笑顔になるためにベビーシッターを利用
ーベビーシッターを利用したきっかけを教えてください!
最初は託児所を利用していました。
でも、2人目を妊娠して託児所に預けに行くのは大変なので、ベビーシッターに来てもらうことにしました。
ー初めてベビーシッターを利用するとき、抵抗感はありましたか?
抵抗はなかったです。
ベビーシッターはお母さんを助けるものだから、遠慮している場合ではないと思いました。
夫の両親にはベビーシッターと子どもが遊んでいる動画を送って、「子どもがとっても楽しそうで、何よりも母親の私がリフレッシュできました」と伝えることで理解してもらいました。
ーお子さんの反応はいかがでしたか?
上の子は早くはなじまなかったのですが、下の子はすぐになじみ、人懐っこくシッターさんに寄って行きました。
おりがみや製作をシッターさんとよく作って私にくれます!
ーこれからベビーシッターをどのように使っていく予定ですか?
月に2回くらい、上の子と2人で出かけるときや夜にお友達と出かけるときに使っていこうと思っています。
何かをしたいから使うではなく、休憩して自分が笑顔になるために使うようにしています。
自分が笑って過ごせることが一番大切
ー出産後、人生や仕事に関する価値観で変わったことはありましたか?
自分が笑って過ごせることが大切だと気づきました。
自分がどうやって生きていきたいかを考えたときに、笑っている人生がゴールだと思いました。笑顔で生きていくために、後悔しないほうがいいと本音を話すようになりました。
着地点を決めたからこそ、これからどういう風に過ごしていけばいいかが分かりました!
ー今後、どのように過ごしていきたいですか?
自分が笑顔で過ごせるようにしていきたいと思います!
自分が機嫌がよくないと子どもにもあたってしまうので、いつも笑っていられるようにしたいです。
ー最後に、お母さん、これからお母さんになる方へメッセージをお願いします!
コミュニケーションがきちんととれる夫婦関係があれば、悩むことも少なくなると思います。
1回ではうまくいかないこともありますが、何回かトライ&エラーを繰り返すことも必要です。やがてそれが夫婦の絆になっていくと思います。
あと、何でもやらなきゃ!と思っていると辛いです。やりたくないことを消していってください。
頑張っても、そんなに変わらないと思います。適当でも笑っているママの方が、子どもは幸せですよ!
【編集後記】
インタビューを担当した大学生の菅沼佑梨です。
家事・育児をワンオペで行うのは相当辛いと思うのですが、そんなことを全く感じさせないくらい笑顔で子育てを楽しんでいらっしゃるように見えました。
自分が笑って過ごせることが一番大切というご意見にとても納得しました。
ワーママの方だけでなく専業主婦の方にも、リフレッシュして子育てを楽しむためにぜひベビーシッターを利用してほしいと思います!