産後の心と身体のために、知っておきたい3つのこと
産後の心や身体は、妊娠中とはまた異なり大きく変化します。そこで今回は、妊活・マタニティ・産後専門の鍼灸アロママッサージサロン「天使のたまご」の藤原亜季さんに、妊娠中に知っておきたい産後の心と身体の変化、そしてケア方法についてうかがいました。
マタニティブルーズと産後うつはどう違う?
産後はホルモンバランスが大きく変化するため「マタニティブルーズ」という一時的に心が不安定な状態になりがちです。
不安や不眠、食欲低下などの症状は産後3日目くらいに始まり、10日目ごろには軽くなることが多いのでご安心を。
一方、産後2~3週間から数ヶ月の間に起きやすい心の病気が「産後うつ」です。
不安な気持ちがいつまでも続き、育児をつらく感じる自分を責めてしまったり、赤ちゃんをかわいいと感じられない時期が続いたりする場合は、産後うつかもしれません。まずはパートナーやご家族、地域の子育て支援センターなどに相談してみましょう。
悩みを吐き出したり、家事や育児を少しお休みすることで症状が軽くなる場合が多いのですが、症状が重い場合は無理をせず医師に相談しましょう。
赤ちゃんがご家族のためにも慣れない育児と不規則な生活で緊張がいっぱいのママがひとりになる時間も重要です。
おっぱいと授乳は、ママのリラックスが大事
母乳は産後すぐから十分に出ることは少なく、赤ちゃんが乳首を吸う刺激で作られます。
授乳の感覚を気にしすぎることなく、赤ちゃんが飲みたいときに何回あげても大丈夫です。乳腺がつまって固いしこりができるなど、乳腺炎もつらいもの。授乳の際の抱き枕を変えたり、しこりの部分を軽く手で押さえるとつまりが取れて楽になることもあります。発熱や関節痛が出た場合は早めに病院へ。
母乳が足りているかどうか不安な時はひとりで悩まず、できれば助産師などの専門家に相談しましょう。完全母乳にこだわる必要はありません。大切なのは赤ちゃんの健康、そしてママの笑顔です。
産後の「体型戻し」で妊娠前よりキレイに!
身体が元に戻ろうとする産後は、脂肪が落ちやすい時期でもあります。特に産後6ヶ月間は妊娠前よりキレイになるチャンスといわれています。
骨盤ベルトを正しく着け、ストレッチやエクササイズで腰回りの筋肉も整えましょう。心配なさらなくても、多くのママが自然に体重も戻っていくものです。授乳や子育ては思った以上に体力を必要としますので、食事を極端に減らすなどのダイエットは禁物です。
ママの身体を癒す、産前産後の鍼灸ケア
慣れない育児と不規則な生活で緊張がいっぱいのママは、やはり心身の疲れをいやすことが大切。ママの心身ケアに、鍼灸やアロママッサージはいかがでしょう。マタニティや産後の、鍼灸アロマケアサロン「天使のたまご」には、赤ちゃんと一緒に来院できるベビーシッター付きプランもあります。
マタニティ・産後専門の鍼灸アロママッサージサロン「天使のたまご」について詳しくはこちら→
チェック!千代田区・中央区など9つの地域にお住まいの方は、ベビーシッターが0円~利用可能
北区・武蔵野市・荒川区・豊島区・千代田区・葛飾区・中央区・文京区・江戸川区のかた必見!
東京都の「ベビーシッター利用支援事業」を利用すれば、たとえば「天使のたまご」でのママの身体のケアの時間もベビーシッターサービス利用料0円~ご活用いただけます。
現在、実施しているのは北区・武蔵野市・荒川区・豊島区・千代田区・葛飾区・中央区・文京区・江戸川区。制度について詳しくはこちらの記事もご覧ください→
保護者の多様なニーズに応えることを目的としているので、いろいろなシーンで活用可能です。保育認定は問いません*。たとえば「天使のたまご」へのベビーシッターの同行なども利用も可能です。
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※1時間2,200円の場合
※価格は税込です
※いずれもシッター交通費は実費となります
*詳しい利用条件は、各自治体ごとに異なります。自治体のサイトなどでご確認ください。
取材協力:天使のたまご
※本記事は天使のたまごとポピンズシッターのコラボ記事です
【監修】藤原 亜季/天使のたまご
女性のための健康医療研究グループ 天使のたまご代表/医学博士 鍼灸師
東洋医学とアロマセラピーを融合した「漢方アロマセラピー」という独自のメソッド゙で、妊娠しやすい身体づくり、 妊娠中のマイナートラブルの解消、そして産後のケアまで、女性の健康と美容をトータルにサポート。マタニティケアの第一人者として臨床に携わる傍ら、妊婦や子ども専用の商品企画や開発、マタニティケアリスト育成スクールの統括、イベントなどでの講師活動、テレビや雑誌などメディアなど でも広く活躍している。