【インタビュー】スタート半年でご依頼が増えたコツときっかけとは

ポピンズシッター:きょうこ

自分の希望時間にうまくベビーシッターの仕事が入らないと感じることもあるかもしれません。どのようにお仕事を安定させていけば良いのでしょうか?ベビーシッター4年目のベテランベビーシッタ澤木さんに聞きました。

プロフィール
澤木久枝シッター

5年間の保育園勤務からベビーシッターに転身し4年目。現在は「東京都ベビーシッター利用支援」の待機児童の保護者さまのご依頼が多いです。

お仕事の状況

稼働日数・時間

現在、週に3日〜4日ほど働いています。時間は長くて7〜8時間、短くて4時間くらいです。

どのような保護者さまが多いか

「東京都ベビーシッター利用支援」の待機児童や一時預かり、「こども家庭庁ベビーシッター券(旧内閣府ベビーシッター券)」のご利用者さまが多く、7〜8割くらいがこれらのご利用者さまです。

ご依頼が増えたきっかけ

私はご依頼いただいた順にお引き受けしています。現在は、「東京都ベビーシッター利用支援」をご利用される保護者さまが多いです。自宅からはちょっと遠い保護者さまもいらっしゃいますが、全体に制度利用の保護者さまがリピートしてくださるケースが多くなりました。

ベビーシッターを始めて半年間くらいは、短い時間でちょこんちょこんと入るケースが多かったです。半年を過ぎてからは、「東京都ベビーシッター利用支援」をご利用の保護者さまを中心に定期で長時間のご依頼が入るようになりました。

そうすると、不思議なことに制度をご利用ではない保護者さまからも

「うちに来ていただけますか?」

というご依頼メッセージをたくさんいただくようになりました。とくに保護者さまにお願いしたわけではないのですが、今思うとレビューが溜まっていったからなのかもしれません

アンケートの募集には積極的に参加!

ポピンズシッターのアンケート募集によく応募しています。記事に採用してもらったものをプロフィール欄に貼っています。これも、保護者さまにご好評いただいているのかもしれません。

最初の半年は、送迎等なんでも積極的に!

始めてから半年間はご依頼が少なかったです。ご依頼が少ない時は、送迎のご依頼をどんどん受けていました。送迎プラス夜の保育2時間というご依頼も、当時は積極的に受けていました。

最初から自分の希望する昼間の長時間の保育のご依頼をいただけるとは限らないです。そのため、最初は夜の時間や短時間、遠方のような希望通りではないご依頼も、いただいたものを積極的に受けるようにしていました。

半年くらいすると、だんだん自分の希望する昼間の長時間のご依頼が増えるようになりました。最初はご依頼内容を選ばずに、送迎や夜の時間の保育のご依頼も積極的に受けていった方が良いと思います。

「送迎」は別日に経路を確認

私の場合は、保護者さまにご相談し、送迎当日とは別日に面談と実際の経路の確認を保護者さまと一緒にさせていただいています。ここはちょっと危ないとか、転びそうな場所だとか分かりますし、実際にお子さまの脚だとどれくらいかかるのかも分かります。

トイレトレーニング中のお子さまはトイレに間に合わないということもありますので、送迎時に立ち寄れるトイレの場所もいくつか確認します。

念のため他のルートも聞いておきます。たとえば実際の送迎で夜で人通りが少なくお子さまをお連れするのが心配な場合は、遠回りでも明るい場所を歩くようにしています。

送迎は短い時間ですので、長時間のご依頼に比べてよりいっそう短時間でお子さまとの関係を築かなくてはいけません。そのため、事前メッセージでお子様の好きなものを細かく聞いておき、慣らし保育でベビーシッターのことを気に入っていただく工夫をしておいた方が良いように思っています。たとえば私の場合は絵を描くのが得意なので、お子さまの好きなキャラクターをお聞きして、似顔絵を描いて持っていくこともあります。

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ポピンズシッター:きょうこ

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