【インタビュー】ベビーシッターとパートでWワーク、始めてみたらどうだった?

ポピンズシッター:きょうこ

ベビーシッターのお仕事に興味はあるけれど、どう始めたら良いのかわからないというお声をよくいただきます。

ベビーシッターのお仕事は、ご自身でスケジュールを管理できるのが魅力。お好きな時間に働くことができますし、ダブルワークも可能です。実際に「保育園でのお仕事をメインに、ベビーシッターのお仕事を副業に」と働いていらっしゃる方々もたくさんいらっしゃいます。もしも気になるようでしたら、副業からスタートしてみませんか。

今回は、保育園での勤務とベビーシッターのダブルワークから始めて、現在はベビーシッターとパートのお仕事の2つをしていらっしゃる壇原様にインタビューをさせていただきました。

◆今回インタビューしたベビーシッター様

壇原様

シッター歴5年。

保育士の資格を持ち、9年間保育園等に勤務。工作を使った保育が得意。東京都ベビーシッター利用支援事業の研修を受講。現在は保育園には勤めておらず、ベビーシッターのお仕事とパートのお仕事のWワークをしていらっしゃいます。

ベビーシッターを始めたきっかけは?

保育園に保育士として勤めていていた時、ピアノを弾けるのが私だけだったことがありました。すると、行事でのピアノ演奏の全てを私が弾かなくてはなりません。初見では弾けないので練習をするのですが、練習時間は休日を使ったり、仕事後だったりすることも多かったんです。

また、制作物を作るのが周りよりも少しでも早くできてしまうと、いろんな仕事が回ってくるようになり、気づいた時には主任ではないのに主任の仕事をしていた時がありました。変だなと感じ、保育園を辞める決意をしました。

人と働くことが自分には向いていないなと思ったんです。仕事には自信があったので、1人でやっていきたいと思いました。

私がベビーシッターをスタートした5年前は、まだベビーシッターだけを仕事にしている保育士が周りにも珍しい時代でした。不安はありましたが、時給を調べてみると、そこそこご依頼をいただけるようになれば稼げると思ったので、1度挑戦してみようと思いました。保育士の資格は応用が効くので、ダメだったら他の仕事を探そうと思って始めてみたんです。

どうしてWワークをすることに?

1.最初は保育士とベビーシッターのWワークからスタート

不安を和らげるために、保育園を辞める1ヶ月前からベビーシッターを始めました。保育士の仕事が早番の日は、夕方の2〜3時間だけベビーシッターのお仕事を。遅番の日は朝にベビーシッターの仕事を入れることもございました。

2.ベビーシッターのお仕事50%、パートのお仕事50%のWワークへ

1ヶ月が経過してベビーシッターのお仕事を1本にしたところ、最初はお仕事依頼があまり入りませんでした。そこで、別にパートの仕事も追加しました。

朝、ベビーシッターとして送迎のお仕事に行き、その後別の仕事のパートに行き、夕方からまたベビーシッターを2時間ほどするという形です。

3.ベビーシッターのお仕事70%、パートのお仕事30%のWワークへ

今は、「東京都ベビーシッター利用支援」のお仕事依頼が増えて収入が安定してきたので、ベビーシッターのお仕事を1本にしても充分に生活できそうです。

東京都ベビーシッター利用支援の待機児童対策では、主に0〜2歳のお子様を対象としている自治体が多いです。そうすると、時には大人と会話がしたいという気持ちが出てくるようになりました。

現在は、週2回ほどパートの仕事を入れています。大人としゃべる時間ができたので、良い気分転換になっています。

1週間のダブルワークスケジュールは?

現在のスケジュールは、週3回ベビーシッター、そして週2回パートをしています。ベビーシッターのお仕事では、東京都ベビーシッター利用支援の待機児童対策のお子様を中心に保育を行っています。なので、日中に同じお子様を週3回保育させていただいています。

>壇原様の1日のスケジュールはこちらの記事にてご紹介しています<

ダブルワークをすると収入は?

現在のベビーシッターの収入だけでも、毎月の額面は保育園時代より大きく増えています

ですが、保育園時代はボーナスがあったので年収にすると同じくらいになります。

私の場合は、副業をプラスしておくことで、毎月の収入を保育園時代より少し増やしておき、病気や怪我などでベビーシッターをお休みしなければならない時のために備えています。

ダブルワークでベビーシッターをする魅力は?

保育園の仕事と違い、ベビーシッターは自分でスケジュールを決められます。

周りに主婦のお友達が多いのですが、平日の昼間に会いたい時にも、スケジュールを調整すれば友達に会うことができます。

私は花粉症があるのですが、その時期は仕事量を少なくして冬に仕事を増やして収入を増やそうとコントロールしたり…。スケジュールが自分で組めるのが最大の魅力です。

ゴールデンウィークや、夏休みの間は、お仕事が入りやすいのでその時期はスケジュールを空けてベビーシッターのお仕事をたくさん入れています。

ベビーシッターのやりがいは?

保護者の方からの直接いただける感謝の言葉がとても嬉しいです。完了後に保護者様からいただけるレビューで、自分の保育に対して「嬉しかった」という感想をいただけるとやりがいを感じます。

自分に自信がなくなった時は、保護者様からのレビューを見返したりもしています。

保育園とベビーシッターでは配慮点が全然違います。

保育園は集団保育なので、お昼ご飯の時間、お昼寝の時間、などルーティーンがカッチリと決まっています。ベビーシッターは、お子様お一人お一人に合わせて保育をします。お子様にとって今何をしていくべきかを配慮し、お子様が今やりたいことをやってさしあげられます。それにやりがいを感じますし、もっと知っていただきたいお仕事だなと思っています。

Wワークのメリットは?

◆良い気分転換ができる

◆ダブルインカムで収入が安定

◆スケジュールが自分で決められる

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ポピンズシッター:きょうこ

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