産後ケアリストの資格の取り方・産後ケアリストになるには?:子どもに関わる仕事・働き方辞典
横森さや

「産後ケアリスト」をご存知ですか?名前は聞いたことがあっても、詳しく知っている方は少ないかもしれませんね。
心身ともに不安定になりがちな産後ママを支える「産後ケアリスト」のお仕事。この記事では、産後ケアリストの目指し方や仕事内容、働き方についてお伝えします。
産後ケアリストとは
産後ケアリストは、出産後のママをサポートするお仕事です。
妊娠や出産は喜ばしいことですが、赤ちゃんのお世話は想像以上に大変で落ち込んでしまうママもいるのが現実。産後ケアリストは、不安定になりがちな出産後のママの心と体、家族関係などを各方面からケアしてサポートします。産後ママをケアする専門家といえますね。
産後ケアリストになるには資格が必要?
産後ケアリストとして働くためには、「一般社団法人 日本産後ケア協会 」が主催する認定講座を受け、資格を取得する必要があります。
資格には「産後ケアリスト2級認定講座」と「産後ケアリスト1級認定講座」がありますが、プロとして働くには1級を取得しなければなりません。
- 産後ケアリスト2級認定講座
- 産後ケアリスト1級認定講座 ※資格を活かして働く場合はこちら!
入門編である産後ケアリスト2級を取得すると、産後ケアリスト1級の受講資格が得られます。
2級と1級、各講座の内容を、一般社団法人日本産後ケア協会のホームページに基づいてまとめました。※内容が変わることもあります。より詳しい情報は日本産後ケア協会のホームページでご確認ください→
産後ケアリスト2級認定講座の内容(知識レベル)
産後ケアリスト2級の内容は入門編です。産後ケアリストとしての基本知識を身につけます。
【産後ケアリスト2級のカリキュラム】
引用元:一般社団法人日本産後ケア協会HP
- 産後ケアと産後ケアリスト
- 産後ケアリストの必要性と活躍の場
- ママサポートと育児に関連した社会の状況
- 産後ケアリストの業務の実例
- コミュニケーション学〈基本編〉
- 日本産後ケア協会とは
産後ケアリスト1級認定講座の内容(知識+業務レベル)
産後ケアリスト2級を取得できたら、産後ケアリスト1級を受講できます。1級はプロとして働くために必要で、より専門的な内容を学びます。
【産後ケアリスト1級のカリキュラム】
引用元:一般社団法人日本産後ケア協会HP
- プロとしての産後ケアリスト
- 妊娠・出産までの基礎知識
- 産後ママの基本ケア
- 母乳育児
- 食事と栄養
- 赤ちゃんのお世話の仕方
- コミュニケーション学〈実践編〉
- 産後ケアリストとしてのホスピタリティ
産後ケアリスト1級資格の3つのメリット
産後ケアリスト1級資格を取得すると、どんなメリットがあるのでしょうか。すでに資格を取得して働いている方にお聞きしました。
メリット1:専門家として働くことができる
産後ケアリストの資格を取得すると、「産後ママをケアする専門家」として働くことができます。働き方にもよりますが、セミナーをひらいたり、事業を拡大するなどやりがいを持って働くことができるようです。
メリット2:スキルアップできる
産後ケアリストの資格を取得することにより、さまざまな面でスキルアップを実感できるようです。特に、すでに保育士や看護師、助産師などの資格を持っている方のスキルアップになり、「仕事の幅広がる」「仕事がしやすくなる」といったメリットがあるようです。産後ケアリストの資格を取得したことで「ナイーブな産後ママの気持ちに寄り添った丁寧な声かけができるようになった」「信頼関係が築けるようになった」という声が多くきかれます。
メリット3:信用を得られる
資格を取得すると、利用者からの信用を得られます。プロの産後ケアリストとして働く機会が増え、依頼者も産後ケアリストもお互いにプラスになります。資格を持っているプロの産後ケアリストは、多くの産後ママの心の支えになるでしょう。
仕事はある?産後ケアリスト資格を活かせる職業
「産後ケアリストの資格があることはわかったけれど、実際就職できるの?」と思う方もいらっしゃることでしょう。有資格者がどんな場所で働いているのか、産後ケアリスト資格を活かせる職業について、お伝えします。
助産師として働く
産後ケアリストの資格を取得する助産師が増えています。
産後ケアリスト資格の取得する前は、出産前後がメインの仕事でしたが、産前産後の女性の変化や接し方、環境の整え方などの知識が得られ、以前より寄り添うことができるようになった、パパや家族の不安な気持ちも理解できるようになった、といったメリットがあり資格を取得する方が多いようです。
産後ケアセンターで働く
近年は行政や民間が運営する「産後ケアセンター」が増えており、産後ケアリストの活躍の場になっているようです。宿泊型の施設もできるなど、各自治体が力を入れているのがわかります。今後はさらに増えることが予想されます。
ベビーシッターとして働く
ベビーシッターも、産後ケアリストの資格を活かすことができる仕事のひとつです。「産後ママがいる家庭にシッティングに行った際、とても役にたった」「上の子やパパへ適切な声かけができるようになった」「信頼され依頼が増えた」といったメリットがあります。
個人事業主として働く
個人事業主として自宅でサロンを開いたり、ママ向けリラクゼーション施設で産後ケアリストの知識を活かす方もいるようです。資格と知識を活かしてセミナーや講座をひらくこともでき、個人事業主として仕事の幅が広がります。
産後ママと家族の関係の大切さを学び、お子様を預かるサービスも取り入れるなど、より利用者目線でお仕事ができるようになったという方もいます。資格があると、個人事業も信頼され軌道に乗りやすいといえるでしょう。
気になる!産後ケアリストの収入は?
気になるのは産後ケアリストの収入ではないでしょうか。産後ケアリストは新しい資格なので、相場がはっきりしていないというのが現状です。産後ケアリストの資格を活かして働く場合、多くは時給制ですが、最近は月給制の求人が増えたり、個人事業主の場合は「相談料1万円」をいただいて活動されている方もいるようです。
できたばかりの資格ですが、頑張り次第や働き方で収入に幅が出てくるでしょう。
産後ケアリストで働き方の幅が広がる
産後ケアリストの資格を取得すると、働き方の幅が広がります。家庭や育児などライフスタイルに合わせた働き方ができるのは、女性にとっては嬉しいですよね。
特に、保育士や看護師、助産師などの資格を持っている方は、産後ケアリストの資格を取ることでスキルアップでき仕事に活かせます。利用者の満足度も高く、やりがいを持って働けるようになるでしょう。
もちろん、無資格の方が産後ケアリストになるのもおすすめです。産後ケアリストの資格を活かし、自由度の高い個人事業主としてオーダーメイドのサービスを展開したり、自分の都合に合わせて働くことができる可能性もあります。
どこかに就職して働くもよし、個人事業を展開するもよし、と働き方を選ぶことができる点が嬉しいですね。産後ケアリストの資格を取得し、産後のママやその家庭を支えるお仕事をしてみてはいかがでしょうか。
子育て家庭を支えるならポピンズシッター
この記事では「産後ケアリスト」の資格や仕事についてお伝えしました。
産後ケアリスト同様、産後ママや子育て家庭を支える仕事のひとつにベビーシッターがあります。
ポピンズシッターは、保育大手ポピンズグループが運営するべビーシッターサービスです。登録シッターは保育士などの有資格者だけでなく、子育て経験のある主婦の方など、さまざまな経験をお持ちの方が活躍しています。
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横森さや
認可保育園で13年働いていた保育士。ベビーシッター、家事代行経験もあり。2児の母でワーママとして頑張るライター。