2歳児保育の注意点と保護者さまへの確認事項

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公園遊びが心地いい季節ですね!

はじめて応援だより11月号では、2歳児保育で気を付けるポイントと保護者さまに確認すべき点をご紹介します!

身体を動かすことと会話を楽しめるのが2歳

2歳は、歩く・走る・跳ぶなど動きのコントロールが上手になり、体を動かすことに喜びを感じる年齢です。

2語以上の言葉も増え、自分の意思を伝えられるようになります。

  • 安全を確保してたくさん身体を動かす
  • お子さまの言葉をよく聞き、たっぷり会話をする

ことが2歳児の保育で大切にしたい点です。

2歳児の特徴詳細は保育・サービス研修でおさらいできます。

2歳の保育は「とにかく目を離さない!」ことを意識

遊具からの転落に注意

2歳のお子さまは足腰が発達し、高いところからのジャンプが大好きな時期です。遊具の上で跳ねてみたり、遊具の上から飛び降りてみようとするでしょう。

年齢に合った遊具を選び、目を離さずに遊ぶことが大切です。

📌実際に起きたヒヤリハットと対策

[ヒヤリハット]
ジャングルジムで遊んでいるときに、そこで遊んでいた大きなお子さまの真似をしてジャンプ。シッターが受け止めなければ危うく落下するところだった

[対策]
年齢に合った遊具を選び、常にお子さまをフォローできる体勢で見守る

道路への飛び出しに注意

活発に走れるようになる2歳。移動の時はわずかな時間も目を離さずに、手をつなぐようにしておきましょう。

📌実際に起きたヒヤリハットと対策

[ヒヤリハット]
タクシーで移動していて、シッターが清算している間にお子さまが外に飛び出してしまった

[対策]
タクシーに乗るときは必ずシッター側のドアを開けてもらう。清算時はドアを開けないように依頼する

好奇心による遊びに注意

好奇心が旺盛な2歳児は、引き出しを開けたり、高い場所によじ登ってみたりします。時には小さなものを見つめた後に口や鼻に入れる・・なんてことも。

静かに遊んでいるからといって遠くから見守るのではなく、常に近くで見守りながら保育をしましょう。

📌実際に起きたヒヤリハットと対策

[ヒヤリハット]
自宅で保育をしているとき、キッチンの引き出しを開けたり閉めたりすることに夢中になり、手を挟んでしまった

[対策]
引き出しで遊ぶのは避けて他の魅力的なおもちゃや遊び方を提案する

参考記事▼

【2歳・3歳児編】簡単!ちょこっとおうち遊びをシッターに聞きました

2歳児の保育で必ず確認したい3つのポイント

生活に関すること

  • お昼寝や食事の時間
  • 食事の量や足りない時・残った時の対処法
  • 好き嫌いへの対応
  • スプーンやフォーク利用のサポート
  • トイレトレーニングの方針

1歳児と比較すると月齢による発達の差が小さくなってくる頃ですが、お食事のサポート方法やお昼寝のタイミングなど、生活に関することはしっかり聞いておきましょう。

また、2歳はトイレトレーニングをしているお子さまも多いです。トイレトレーニングの方針をお聞きしておきましょう。

成長・発達に関すること

  • できることとできないこと
  • ご機嫌斜めになってしまったときの対処法や保護者さまの方針
  • 普段、お子さまが怒ったり泣いたりするのはどんな時か

自我が芽生え、自立心も強くなる2歳児。どんなことに興味をもって、どんな時にご機嫌を損ねてしまいがちか、事前に聞いておくと安心です。

遊びに関すること

  • 好きな遊び
  • どの程度の運動ができるか(すべり台は一人で上るのか、ブランコは一緒に乗るのが良いかなど)
  • 保護者さまが普段危ないと思っていること・気を付けていること

2歳は興味を持った遊びに没頭できる年頃です。保育時間を楽しく過ごしてもらうために、好きな遊びは聞いておきましょう。

遊んでいるときに気を付けたほうが良いことなども確認しておくと安心です。

遊びについては、2歳児が好きな遊びのバリエーションを用意しておくことも大切です。いくつかご紹介しますので、明日の保育から活用してみてくださいね!

■トンネル遊び

■ティッシュキャッチ

■新聞紙遊び

2歳児の保育は安全を確保して遊びとおしゃべりを楽しんで!

お話が増えて、保育時間が楽しい一方でイヤイヤ期に差し掛かってコミュニケーションが難しい時期でもある2歳児。保護者さまへのヒアリングを丁寧に行い、楽しい保育時間を提供していきましょう。

 

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