Q:食べない・遊び始めてしまう…こんなときどうする?
ポピンズシッター:きょうこ
シッター様からいただく、よくあるご質問にお答えします!今回の質問はこちら
遊び食べをするお子さま、食べないお子さまへの対応について
ポピンズシッターのベビーシッターのみなさまに、遊び食べや食べないお子さまの対応を、年齢別にお伺いしました。
【0歳から1歳のお子さま】
- 無理やり食べさせない
食事の基本はやはり楽しさ。「美味しいね!」など声をかけながらゆったりした気持ちで食べてもらうのがいちばん。 - お子さまのペースに合わせる
食べる量やスピードを、お子さまの口の動きなどをみながら調整します。 - 大きさ・柔らかさを見直す
おかゆが苦手だったお子さまが軟飯にするとたくさん食べることも。また、味付けを変えると食べることもございます。※独自の判断では行わず、必ず保護者様に事前確認をしましょう。
【2歳から3歳のお子さま】
- 食事に集中できる環境づくりを!
お子さまの気持ちが外に向いていたら、それとなく会話を食材へ寄せます。そうすると、食事への興味へとつながります。 - 食材を小さく切る
最初は小さく切り分けたり、小皿に取り分けて少量だけ出す。取り分け分を全部食べられたらおかわり分を追加。食べることへのプレッシャーを減らせます。 - ゲーム要素を取り入れる
色に興味があるお年頃。嫌いな食べ物があった際は、「赤い色のものを食べてみよう!どれかな?」と言いながら食材をお子さまに選んでもらいます。逆に、お子さまに次に食べる食べ物の色を選んでもらうのも良いでしょう。 - 食べられた時は褒めましょう
苦手なものを食べられた時、完食できた時などは、「頑張って食べられたね」「お皿がピカピカになったね」など、褒めてお子さまの食べる意欲をのばしましょう。 - 好きなキャラクターに励ましてもらう
無理強いはせず、「上手に食べてるから、見てくれてるよ」と、期待出来る声がけをします。
苦手なものへの食べる意欲を出すために、「ニンジンを小さく切ってみる?」とお子さまにお声かけをして、食材を切り分けます。
「小さいのは○○ちゃん、大きいのはママ。どっちにする?」と選んでもらったり、
「食べられそうなのはどっち?」と聞くと食べる意欲がわいたご様子でした。
食事介助の注意点
保育前に食事内容を確認
- 開始前に食事内容を確認
『食べたことがあるものか』『食べ慣れている大きさか』を確認。 - お子さまの好き嫌いを確認
苦手なものも食べられるように工夫を。無理強いをする必要はありません。
ご家族の意向を汲み取りながら進めましょう
しつけや食事マナーにとらわれすぎず、各ご家庭の方針をくみ取りながら進めましょう。
お子さまが自分で食べられるように関わる
お子さまが自分で食べられるようになったら、フォークやスプーンなど食具の持ち方や姿勢などを教えてあげたり、自立を育める関わり方を心がけるとよいでしょう。「おいしいね」など声かけをすると、「うん、おいしいよ」と答えてくれたり、嬉しそうな表情をしてくれます。
誤嚥(ごえん)に注意
事前の保護者さまとの確認をわすれずに
- お子さま用のスプーンや箸など(スプーンなどは介助用や落とした時用など数本あると便利です)
- 飲み物
- いつも使用されているお食事用エプロン
- 口や手などを拭くタオルやウェットティッシュ
- テーブルを拭くもの
- 予備のお椀
- サランラップ
「残した分量がわかるようにラップをして取っておく」という意見もありました。
おやつを差し上げる際のポイントは?
【おやつについて、事前に保護者さまに確認しておきたいこと】
- 差し上げてよいもの
- 時間・タイミング・量
- 差し上げる方法は口に運ぶのか、お子さまに持たせるのか
【おやつの注意】
- 保護者さまから許可のあったもの以外は、お子さまが場所をご存知で欲しがっても差し上げません。
- 「ながら食べ」をしないよう見守りましょう。
- 遊びの時間と区切りがつけられるようにしましょう。「おもちゃを片付ける」「手を洗う」「座る」という流れは食事と同じにしていて、遊びながら食べる事がないようにします。
好きなものを好きなだけではなく、できるだけ何をどれくらい、どのようにしてあげるのか、細かく保護者の方に確認しておきましょう
ポピンズシッター:きょうこ
ポピンズシッターのシッターの皆様のサポートを担当していますきょうこです。シッターの皆様に役立つ情報・お楽しみいただけるコラムをお届けします。
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遊び食べをするお子さま、食べないお子さまがいらっしゃいます。そんなときは、どのように対応するのが良いでしょうか?