夏の外遊びでの3つの注意点。熱中症は6月から気を付けて!

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お子さまは大人よりも暑さに弱いため、暑い日の外遊びでは熱中症に注意が必要です。

今回は、お子さまの熱中症対策や外遊びの注意点をご紹介します。外遊びの機会が増える夏本番に向けて、お子さまの熱中症や怪我を防ぐための対策を確認しましょう。

6月からは熱中症に注意✅

乳幼児・幼児のお子さまは体温調節機能が未発達のため、熱中症のリスクは大人よりも高まります。また、お子さまは遊びに夢中になり、体の異変に気づかず、体調の変化を訴えられないこともあるため、近くにいる大人が気にかける必要があります。

身長が低い幼児は、大人よりも地面に近くなるので晴天時はより危険な状態です。例えば、東京都心で気温が32.3度だった場合、身長50cmの幼児は35度を超える気温にさらされています。さらに、地面に近い5cmの高さでは36度以上だとも言われています。

特に、以下のような日は熱中症に注意が必要です。

  • 急に熱くなった(前日との気温差がある)
  • 湿度が高い
  • 風が弱い
  • 気温が高い

外遊び中の熱中症対策

暑い日の外遊びではしっかりと熱中症対策をし、お子さまの体調を常にチェックしましょう。

💡こまめに水分補給を

適度に水分補給タイムを設けて水分補給をしましょう

💡トイレの回数や量に注意

トイレの回数や尿の量が少ない場合は水分補給が必要です。

💡気温と湿度に合わせて衣類を調整

暑さに応じて適切な衣類の調整を行ってください。外出時には帽子をかぶりましょう。

💡日陰でこまめに休憩を

日向で長時間活動すると熱中症のリスクが高まります。外遊び中はこまめに日陰に移動し、涼しい環境で十分な休憩を取りましょう。

参考:こどもの救急「熱中症」

外遊びからの帰宅が遅れて依頼時間延長はNG✅

「外遊びに夢中になっていてあっという間に時間が過ぎてしまった」という経験はありませんか?

しかし、外遊びからの帰宅が遅れ、依頼時間を延長するのはNGです。帰宅にかかる時間を把握し、外で遊ぶ時間を管理しながら、依頼時間通りに保育を行ってください。

以下のコラムでは、なかなか帰りたがらないお子さまへの対処法をご紹介しています。

保育士が教えます!公園から帰りたがらない時の声の対処法

お子さまの希望や天候の変化で遊ぶ場所を変更する場合

お子さまの希望や天候次第では、遊ぶ場所を変更するケースもあります。お子さまと遊ぶ場所を変更する場合は、必ず保護者さまにメッセージで連絡しましょう。

過去には「駐車場で遊ばせてしまい保護者さまから注意を受ける」などの事例も。お子さまの安全を守りトラブルを防ぐために、遊ぶ場所については必ず保護者さまと認識合わせを行い、危険がないかどうかの確認を行ってください。

靴の忘れ物・落とし物に注意✅

お散歩や外遊びに必要な物を持っていく際は忘れ物や落とし物に注意してください。特に保育中に靴を紛失してしまうケースは多く報告されています。おもちゃや水筒なども忘れやすいため、帰宅前のチェックを忘れずに行いましょう。

まとめ

近年の夏は特に暑く、大人でも熱中症のリスクが高まっています。そのため、お子さまの場合は6月から熱中症予防を意識する必要があります。外遊び中は十分な熱中症対策を行い、お子さまの安全を守りましょう。また、外遊びでは怪我をするケースも増えるため、お子さまの服装や遊ぶ場所をしっかりとご確認ください。

保育場所・依頼時間を守りトラブルなく保育ができるよう、保護者さまとの認識合わせや必要に応じたご連絡もお願いいたします。

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