ベビーシッター派遣型とマッチング型の違いとは?メリットデメリットを紹介

石山亜由美

ベビーシッターの仕事に興味がある方の中には、「ベビーシッターにはどのような働き方があるのか知りたい」「派遣型とマッチング型の違いって何?」と思うかたも多いのではないでしょうか。

ベビーシッターとして働くためには、ベビーシッター派遣会社に登録する方法とマッチングサービスを利用する方法があります。それぞれの働き方に特徴があり、仕事の見つけ方や働き方の仕組み、収入などに違いがあることを把握することが大切です。

今回は、ベビーシッター派遣型とマッチング型の違い、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。これからベビーシッターになりたい方や興味がある方は、ぜひ参考になさってください。

派遣型のベビーシッターとは

ベビーシッター専門の派遣会社に登録する派遣型は、シッターは企業に所属している状態であり、社員契約として働く方法です。

シッター利用者は派遣会社とのやりとりで、相談から契約までを行います。派遣会社が依頼内容を確認し、登録しているベビーシッターに仕事を割り振りするという流れが基本です。他にも、利用者がご自身でシッターを選んで依頼できる派遣会社もあります。

依頼を受けた方のご家庭に派遣されるケースや契約した官公庁や企業内で保育をするケースなどがあり、多様な要望に応えられるような体制が整っていることが特徴です。派遣型では、会社が仕事依頼を調整してくれるため、安定した仕事量を得られやすいことも魅力といえます。また、自分の予定や都合に合わせて、働く時間帯を決められるので無理なく続けられる働き方です。

マッチング型のベビーシッターとは

ベビーシッター専用のマッチングサービスに登録し、子どもを預けたい保護者さまがご自身でベビーシッターを選び依頼する方法です。仲介会社はなく、利用者が直接シッターに交渉、契約を行うことが特徴です。

直接やりとりするため細かな情報を得られやすく、信頼関係を築ければ定期的に依頼されるようになります。お仕事を受ける際には、シッターのプロフィールを登録する必要があります。これまでの経験や職歴、得意なこと、利用者の口コミなどが掲載されるため、利用者にとって依頼したいと思えるプロフィール作りが重要となるでしょう。

マッチング型は利用者がシッターを選んで依頼するため、必ずしも仕事が得られるわけではありません。そのため、1回目の利用者に対して丁寧に満足度の高いサービスを提供することが大切になります。ご自身でサービスの質を高めていくことで、リピートされやすく、高い収入を得られる可能性がある働き方です。

派遣型とマッチング型、それぞれのメリット・デメリット

ベビーシッターとして働くために、派遣型とマッチング型どちらを利用したら良いのか迷われている方も多いでしょう。選ぶための参考として、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

派遣型ベビーシッターのメリット・デメリット

派遣型のメリットとして、利用者の多様な要望に応えられるシッターを育成するために、レベルの高い研修と手厚いサポート体制が整っていることが特徴です。会社によっては、保育士などのベビーシッターとして働くための資格取得やスキルアップを全面的に支えてくれるところもあるでしょう。保育のプロとして、お子さまの身の回りのお世話や病児・病後児のケア、習い事・学習面のサポートなどを幅広く提供できるシッターとして働けるようになります。

また、利用者とのトラブルや緊急事態が起きたときに、会社がバックアップしてくれることは大きな安心感になるでしょう。

一方デメリットとしては、保育士や幼稚園教諭、看護師などの資格がある方に比べて、資格がない方は高い収入は期待できないという点です。また、夜間や深夜に対応できない方に関しても、時給は下がってしまう可能性があります。ただ、資格取得やスキルアップをサポートしてもらえる会社に登録できれば、資格がない状態で登録しても問題ありません。ご自身が対応できるサービスを心を込めて提供することで、利用者からの信頼感を得られるでしょう。

マッチング型ベビーシッターのメリット・デメリット

マッチング型のメリットとして、利用者と直接やりとりができるため、相談対応や打ち合わせ、契約の流れがスムーズになり、仕事のしやすさを感じることです。また、シッターが持っている資格や得意、特技などのアピールポイントが多いほど、依頼される機会が増えることもメリットといえます。質の高いサービスと依頼できる業務範囲が広いシッターになれれば、リピート率やマッチング率はアップし、安定的に収入を得られるようになるでしょう。

一方デメリットとしては、依頼したいと思えるアピールができないとマッチングできない点です。また、ご自身でスキルアップを続けていなければ、サービスの質を高められず、リピートにつながりにくいことも注意点となります。さらに、万が一のトラブルや緊急時にご自身で対応しなければならないケースもあり、強い責任感がなければ仕事が難しいでしょう。

ただし、マッチングサービス運営者によっては、トラブルや緊急時に備えて保険制度を用意されている場合もあります。事前にサービス要項を確認し、安心して仕事ができるマッチングサービスを利用することが大切です。

ご自身に合った方法でベビーシッターとして働いてみませんか?

ポピンズシッターは、マッチング型のようにスマホで利用できる利便性を兼ね備えた、派遣型ベビーシッターサービスです。時間帯や休日などを自由に決められるため、ご自身のライフスタイルに合わせて働くことができます。

また、初めての方やベビーシッター未経験の方でも働き始められるように、充実した研修とサポート体制が整っていますので、安心してご登録してください。

ベビーシッターのお仕事に興味がある方や子育て経験がある主婦の方は、ぜひポピンズシッターの登録会に参加してみてはいかがでしょうか。

この記事は

石山亜由美

看護師・保健師
Webライターとして働く1児のママ。オンラインで健康相談やメンタルヘルスの相談のお仕事をしながら、医療・健康系の執筆を中心にWebライターとして活動中。

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