【インタビュー】子育てしながら、できる時間でしっかりご依頼を獲得
ポピンズシッター:きょうこ
今野様は子育てを優先してお仕事をしていきたいとご希望です。
お子さまの学校行事や、ご病気の時など、ご都合に合わせて仕事をしていくことができるのがベビーシッターの魅力でもあります。
今野様は、限られたお時間の中でもしっかりとご依頼を獲得していらっしゃいます。どのようにご自分の都合に合わせてご依頼を獲得していらっしゃるのでしょうか?
プロフィール
今野亜紀シッター
ベビーシッターに登録して3年になります。幼稚園や保育園でのご経験もございますが、現在は自分の子育てのスケジュールに合わせて働くことができるベビーシッターのお仕事に魅力を感じていらっしゃるそうです。
ベビーシッターの魅力は子育てもしながらきちんと働けること
どうしてベビーシッターに?
大学を卒業してから、幼稚園で働いていました。ずっとお子さまと関わる仕事をしていきたかったのですが、自分の子育てがあると幼稚園で、正社員で働くというのが難しい状況になり。そこで、保育園のパートに変わったのですが、娘の行事とかぶる、体調を崩すということが多々あり、思うようには働けませんでした。
ベビーシッターのお仕事ですと、自分のスケジュールに合わせてお仕事を入れられるのが魅力的です。
どのくらいの頻度でお仕事をしていますか?
平均では、週4〜6回くらい入っています。時間は8時間くらいです。
最近は0歳のお子さまのご依頼が多いです。保育園に入る前までの期間で、お子さまが生まれてどうしたら良いかわからないというお父様お母様のご自宅にお伺いし、育児に関するご相談も受けています。
ベビーシッターだからできることとは?
保護者さまは、保育園や幼稚園の先生の何気ない一言で悩まれることもあります。そこで働いていた自分の立場ですと、こういう意図で先生はおっしゃったんだろうなというのはわかるのですが、保護者さまと先生とのコミュニケーションが少ない中でその真意が伝わらないこともあるようです。
例えば、お熱が出てしまって保護者さまが園へお迎えに行った時に
「うちの園では手足口病は出ていないんですけれども、手足口病っぽい症状ですね」
と先生が伝えると、うちの子が原因なんだと言われているように感じてしまったというご相談を受けたことがあります。
保育士目線からすると、保護者さまがこの後病院に行かれた際に、「保育園で流行っていますか?」と先生に聞かれた時にお答えできる材料としてお伝えしていたと思いましたが伝わりづらいようでした。
そういった部分をフォローできる仕事があったらいいなと思っていた時にベビーシッターの仕事を見つけました。ベビーシッターのお仕事は、保護者さまと個人的にお話しする時間がしっかりと持てるのがいいところだと思います。現在は、入園前の準備のお手伝いや、日々の園生活の疑問点のご相談にも乗っています。
先生側の立場・保護者、両方の経験があるからこそ保護者さまをもっとフォローできたらいいなと思います。
夕方や休日のご依頼は1週間前に受ける
子育てとベビーシッターのお仕事を両立させるためのコツを教えてください
長期で定期依頼の場合
単発でご依頼をいただく場合
お断りする時も丁寧に対応
お仕事をしっかりいただくためにしていることは?
【誠意を持って丁寧に】
丁寧にというのは、例えば保育のご依頼をいただいて、スケジュールがいっぱいでお受けできない時でも
「その日は埋まっています」と言って終わらせるのではなく、「何時から何時までは子供の用事が入っているので難しく、このお時間までなら」など
お引き受けできない理由、可能な稼働時間を具体的にお伝えしています。保護者さまも納得してくださり、時間調整していただけてご依頼に繋がっています。
「月曜日の定期ですと、○日は子どもの予定があり、祝日も重なるので、今月は月1回になってしまいます。もし月曜日じゃなくてもよろしければ、ぜひお伺いさせてください」
とお伝えすると、「では違う曜日でお願いしようかな」と、今後のご依頼に対して調整してくださいます。
『言葉遣いは丁寧であること』は常々配慮しています。
シッター相談の使い方で工夫はございますか?
自分の家の近所の保護者さまがいらっしゃった場合は、隙間時間を使ってご挨拶としてメッセージをお送りするようにしています。
そのことを覚えてくださっていて、一年後など日にちが空いてからご依頼をいただくこともありました。
読んで楽しくなる完了報告を作る
完了報告の書き方は?
完了報告の書き方も「丁寧に」が基本です。
「ミルクを全部飲みました」ではなく、「左手で私のエプロンをつかんで…」などお子さまがミルクを飲んでいるときの仕草などを書いたりしています。
保護者さまから
「私の時もそういう仕草をしていました」
「初めて気づきました」
など言っていただけることもございます。保護者さまは特に初めてのお子さまですと、育児に一生懸命でいっぱいいっぱいに感じる事もある思うんです。お子さまに対して新たな発見があると嬉しいのではないかなと思うので、お子さまの様子については細かくお伝えします。
『シッティング中うちの子はこんな感じだったんだろうな』というのを想像して楽しくなってもらうことが大事ではないかと思います。
できることが増えたらプロフィールのアップデートを
プロフィールの書き方で工夫はございますか?
「保護者さまのはじめて」を応援したい。
ベビーシッターというお仕事の中で、私が大事にしている点です。
お子さまが様々なことをできるようになった背景には、保護者さまのこれまでのご苦労があったと思います。例えば「はじめてスプーンを持ちました」などでもそうです。私も保護者さまとご一緒にお子さまの成長、一つ一つのステップを見守り、『できた!!』を共に喜べるような保育をしたいと思っています。
ですので、プロフィールのところにも『はじめてを応援したいです』『育児相談もお受けできます』というのも記載しています。
ベッドや本棚などのご相談や、おむつのサイズがわからないと言ったことまでご相談を受けています。
保育時間の最後の10分や20分を使ってご相談を受けることが多いです。経験が増えるほどに、背中スイッチをどうしたら良いか、寝かしつけの方法はどのようにしたらなど、保護者さまの悩みに対して答えることに、自信が持てるようになりました。
そういった自分が得意とする分野をプロフィール欄でお伝えできるといいのかなと思います。離乳食のご相談を受けることが多かったので、食育インストラクターの資格も取得いたしました。また、これまでの経験も記載しています。
また、今回のようなポピンズシッターのインタビュー記事やアンケート記事のリンクを、下の図のようにプロフィールに入れています。
ポピンズシッター:きょうこ
ポピンズシッターのシッターの皆様のサポートを担当していますきょうこです。シッターの皆様に役立つ情報・お楽しみいただけるコラムをお届けします。
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