保育中のヒヤリハット事例をご紹介!危険や事故を未然に防ぎましょう
ポピンズシッター:きょうこ
ヒヤリハットとは、重大な事故やケガにならずに済んだものの、危険を感じてヒヤッとしたことやハッとしたことをいいます。保育中にシッターが遭遇したヒヤリハット事例を把握しておくことで、実際に保育に当たるときに対策を立てられます。
夏、冬、外遊び、送迎などのシーン別にご紹介しますので、明日からの保育にお役立てください。
夏のヒヤリハット
夏場に低体温になる危険性もあるので、室温管理には注意が必要ですね。
すべり台で火傷をしそうに…
公園で遊んでいたところ、日光で高温になったすべり台で火傷をしそうになってしまいました。
夏の公園では、お子さまをのせる前に遊具を触ってみましょう。
冬のヒヤリハット
ホットカーペットの上でお昼寝
ホットカーペットの上でお昼寝していたお子さまが、目が覚めると汗びっしょりに!
ホットカーペットを使用している場合は、体温が上昇しすぎないよう気を付けましょう。赤ちゃんの皮膚は薄く、体温調節機能も発達していません。長時間の利用で低温火傷になったり、発汗によるおもわぬ脱水にも注意が必要です。
寝返り前のお子さまはとくに自分で動くことができないため注意が必要です。
スチーム型の加湿器が!
スチーム型の加湿器がお子さまの手が届くところにあるのを知らず…。
つかまり立ちをするお子さまが、加湿器につかまってしまったり、スチームに顔を近づけることで火傷する恐れがあります。スチーム式加湿器が手の届く場所にある場合は場所を移動しましょう。
外遊びのヒヤリハット
ほかのお子さまとの取り合いで
遊具で遊んでいて、他のお子さんが来てその子と場所の取り合いのようになって、バランスを崩して体を遊具にぶつけそうになってしまっていた。
他のお子さまも多い公園では、近くで転倒や転落に備えましょう。
フード付きのお洋服が遊具に
パーカーで公園に出かけましたが、フード部分が遊具に引っかかりドキッとしました。
フードや紐付きの服はドアノブや遊具に引っ掛かるためNGにしている保育園も多いです。保護者さまにお願いして避けられるようであれば避けておきましょう。
送迎のヒヤリハット
お子さまが先に外へ!
出かける用意をしながら玄関で荷物をまとめていたところ、お子さまが自分より先に外に出てしまいました。
鍵や扉はしっかりと締め、お子さまだけで外に出てしまうことを防ぎましょう。
道路の向こう側にお友達
車道の向こう側にお友達がいたため、道を横切って突進しそうに!
外を歩いているときには基本的に手をつなぎ、お子さまが走り出してしまうことを防ぎましょう。
食事中のヒヤリハット
卵アレルギーのお子さまに…
ごきょうだいの保育の際、上のお子さまが卵アレルギーを伺っており、十分に注意していたのですが、下のお子さまのフライに添えてあったタルタルソースが、お子さまがふざけた拍子に飛び散ってしまい、上のお子さまの皮膚についてしまいました。
タルタルソースが付いた箇所が赤くなってしまいました。
お子さま同士の席をはなすなどの対策をしましょう。
電子レンジの温めすぎ
離乳食を電子レンジで温めたところ、中が熱くなりすぎてしまいました。差し上げる前に気が付けたのですが、もう少し短めの時間で様子を見ればよかったと後悔。
事前に保護者さまに温めの分数を確認するか、少しずつ温めて様子を見ましょう。
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ポピンズシッター:きょうこ
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身体が冷えてしまいびっくり!
外遊びから帰ってエアコンが効いた部屋で遊んでいたところ、お子さまの体が冷えてしまっていました。