夏の保育の心配TOP3を徹底対策! みんなの工夫・お悩みを紹介します
ポピンズシッター 【公式】

いよいよ夏が近づいてきました。
暑い季節の保育は、お子さまの安全を守るうえで気をつけたいポイントがたくさんあります。
今月号では、皆さんのリアルなお声をもとに「夏の困りごと対策」をまとめています。
熱中症、虫刺され、日焼け、室内遊びの工夫、移動時の注意点まで・・・
“現場目線”のヒントをぜひ参考にしてみてください!
お子さまの安全を第一に、無理のない範囲で楽しい夏の保育をしていきましょう🍀
やっぱり一番心配な「熱中症」
夏の保育で一番心配になるのが、やはり「熱中症」、近年は6月から注意が必要です。
特に小さなお子さまは体温調節がまだ上手にできないため、大人以上にリスクが高くなります。でも、気をつけてあげることで防げるものでもあります。
暑い季節は、いつも以上にお子さまの様子をしっかり観察しながら、安全で無理のない保育を心がけていきましょう🍀
基本の対策ポイント
熱中症を防ぐために、日々の保育で心がけたいポイントをおさらいします。
💧 こまめな水分補給
のどが渇く前に、10〜15分おきの声かけが目安です。室内でも油断せず水分補給を。
🍃 通気性の良い服を選び、汗をかいたら着替える
着替えの用意があればこまめに対応できます。
🌳 適度に休憩を取る
夢中になって遊んでいても、こちらから声をかけて一息つける時間を。
👶 顔色・汗のかき方・元気さをよく観察
「ちょっとボーッとしてるかな?」と思ったら早めの休憩を。
🕐 外遊びは短時間に区切る
なるべく午前中の涼しい時間帯に。日差しの強い時間帯は避けましょう。
👒 外出時の持ち物を確認
帽子・水筒・冷却グッズなどを忘れずに。
保護者さまとの事前相談でより安心に
保護者さまにもご協力いただくことで、さらに安心して保育ができます。
✅ 水筒・着替え・帽子は事前に依頼
保育中に困ることがないよう、保護者さまに事前にご用意をお願いしておくと安心です。特に小さなお子様は多めの着替えをお願いしておきましょう。
✅ 暑い日は室内遊びへ切り替えも検討
熱中症警戒アラートの発表時には無理な外出は控えましょう。保護者さまから公園での保育の依頼があった場合には近くの児童館をご提案するなど、保護者さまと認識合わせをしておきましょう。
✅空調についても確認を
室内での保育で確認しておきたいのが空調設備の使い方です。「もしお子さまが暑そう(寒そう)だった場合は、こちらで室温の調節をさせていただいてもよろしいですか?」と、一言お伺いしておくと、リモコンの場所や使い方もわかり安心です。
室温28度、湿度40~60%が快適な室内の目安とされていますが、ご家庭の方針をうかがったうえで調整しましょう。
先輩シッターの工夫
実際に先輩シッターさんから寄せられた、リアルな工夫もご紹介します。
💡 乾杯ごっこで水分補給!
「水分補給を嫌がる子に『かんぱいする?』と声をかけ、水筒を合わせて乾杯。楽しく飲んでくれます!」💡 スプレーボトルでミスト遊び
「水の入ったスプレーボトルを持参し、頭にシュッシュ。水遊び感覚で涼しくできます。」💡 シャワーやお風呂の水遊びも活用
「帰宅後に保護者さまの了承を得てシャワーを浴び、水遊びがてらクールダウンしています。」💡 クーラーバッグに冷たいタオルを用意
「お出かけ先で体を冷やせるよう、濡らしたタオルを保冷剤と一緒に持ち歩いています。」
万が一のときのため、緊急時の対応方法をお仕事ガイドでも確認しておきましょう。
意外と多い「虫刺され&日焼け」のお悩み
夏の保育では、公園やお散歩などで「虫刺され」「日焼け」のトラブルもよく聞きます。
保護者さまから「日焼け止めは何度も塗ってほしい」「虫除けは強めに」など、細かな依頼があることもあれば、逆に指示がなく迷うこともあると思います。
ちょっとした工夫や事前の相談で、トラブルを防ぎやすくなります。
虫刺され・日焼けの対策ポイント
🌿 虫除けは事前に方針確認を
スプレー・シール・塗り薬など、使用するアイテムはご家庭によって違います。面談時に「虫除けはどのようにしましょう?」と相談しておくと安心です。
🌞 日焼け止めも塗り方を確認
塗り直しの頻度や使用して良い部位(顔や首など)も保護者さまと事前確認を。特に敏感肌のお子さまは注意が必要です。
🧴 刺された時は早めの処置を
「痒がる前に水道水で洗い流し、その後も冷やしてあげると落ち着きやすい」という声も多く届いています。無断でかゆみ止めを塗ることはしないでください。保護者さまから指示があった場合のみ使用しましょう。
保護者さまとの相談で安心度UP
日焼け止め、虫よけ、虫刺され後のかゆみ止めはどれも保護者さまの指示があった場合のみ使います。夏の保育でご指示がない場合は、シッターから確認すると安心です。
虫除け・日焼け止めはどこに何を塗るのか?をしっかり確認しておきましょう。
先輩シッターの工夫
実際に先輩シッターさんから寄せられた、リアルな工夫もご紹介します。
💡 ハンカチバンダナで帽子代わりに
「帽子をかぶりたがらない時は、ハンカチを濡らしてバンダナのように頭に巻くと、可愛くて涼しくて、お子さまも嫌がりませんでした。」💡 リュックに日傘を装着
「両手が空くように、リュックに付けられる日傘を使っています。お子様に日影を作れて、送迎の時も便利です。」💡 事前面談で“刺された時の対応”まで相談
「刺された時どうしたら良いか、先に保護者さまと決めておくと、いざという時も落ち着いて対応できます。」
お子さまの肌はとても敏感。
でも、事前に相談し、少し工夫するだけで安心して外遊びができるようになります。無理のない範囲で、夏ならではの楽しい体験をサポートしていきましょう!
室内遊び、ネタ切れしそう…?工夫のコツ
猛暑や熱中症警戒アラートが出ると、どうしても室内での保育が増えがちです。
でも「毎回似たような遊びになってしまう…」「お子さまが飽きてしまわないか心配」という声もたくさん届きました。
実は、少しの工夫や準備で室内遊びのバリエーションはぐんと広がります。
先輩シッターの工夫もぜひ参考にしてみてください。
先輩シッターの工夫いろいろ
アンケートで集まった先輩シッターの室内遊びネタを紹介します!
💡 クラフト粘土+水彩絵の具が万能!
「100円ショップの粘土と絵の具(赤・青・黄)を常備しています。年齢問わず楽しめて、手も汚れにくいです。作った作品は保護者さまにもお見せでき、喜ばれます。」💡 制作物を使ってごっこ遊びに発展
「折り紙で作ったアイスやお花を並べて、お店屋さんごっこに。子どもたちもとても楽しそうです。」💡 おもちゃ・絵本の持参でマンネリ防止
「お子さまの興味に合わせて、おもちゃや絵本を少し持参するだけでも新鮮に感じてもらえます。」💡 近くの屋内施設を事前リサーチ
「児童館やキッズスペース、ショッピングモール内の遊び場など、事前にネット検索しておくといざという時に安心です。」💡 簡単なビンゴ・手作りカードゲームも用意
「事前に作っておくと、短時間でも盛り上がります!」
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注意喚起:夏に上がる交通事故リスク
夏の暑さは、つい注意力が散漫になりがちです。
そのため、1年で最も交通事故リスクが高まる時期です。
保育中は以下の点に注意しましょう
🚥 信号のある横断歩道でも油断しない
青信号でも車や自転車の飛び出しに注意を。お子さまの手は必ずしっかり握って渡りましょう。🚙 細い道・住宅街での移動
車が突然出てくることも。歩道が狭い場所では、お子さまを自分の内側に歩かせると安心です。🚶 お子さまの急な飛び出し
お子さまは好奇心から急に動くことがあります。常に目と声をかけて、注意を促しながら歩きましょう。🧃 暑さによる集中力低下
暑さで注意力が落ちやすいのは大人も同じです。早めの休憩や水分補給をとりながら、安全第一で移動しましょう。
交通事故はほんの少しの油断から起きてしまうこともあります。
「今日は暑いから、特に気をつけよう」──その意識を持つだけでも、大きな事故を防ぐことにつながります。
お子さまの命を預かるお仕事だからこそ、安全への配慮を忘れず、無理のない移動を心がけましょう🍀