夏になると増える入浴介助。みんなどうしてる!?を教えます
ポピンズシッター (旧スマートシッター)【公式】
汗をかく季節になると増える入浴介助を含むご依頼。
マニュアルやお仕事ガイドに書いてある基本に加えて、実際に他のシッターがどんな工夫をしているのか気になりますよね?
はじめて応援だより8月号では、シッターに聞いた入浴介助の工夫やコツをお伝えします。
75%のシッターが入浴介助の経験あり
今回保育中の入浴介助についてご依頼を受けたことがあるかどうかをアンケートで聞いてみたところ、152人中114人のシッターが「ある」と答えました。
2年目以降のシッターでは、92%のシッターが「ある」と答えたため、1年以上シッターを続けた場合は、ほとんどのシッターが入浴介助を含むご依頼に出会うようです。
入浴介助の基本
シッターが行う入浴介助とは、ベビーバス等を利用した乳児の沐浴や、シッターが着衣のままお子さまの入浴を介助するサービスです。
保護者さまへのご案内では、依頼できるかどうかシッターに確認するように記載しています。
そのため、ご自身の経験を振り返って安全を確保できる自信がない場合などは、理由を添えてお断りすることも可能です。お子様の安全を第一に考え、無理に対応することはやめましょう。
お断り例)
0歳児の沐浴については経験が少ないためお断りしております。入浴以外の保育は可能ですので、ご検討いただけますと幸いです。
今後のために基本を予習をしておきたい方は【保育サービス研修の沐浴】を確認しましょう💡
入浴介助がある日に準備しておくとよいものは?
さて、ここからはシッターの皆さんに聞いた入浴介助時の準備のポイントをご紹介します。
裾をまくりやすく、裸足になりやすい服
ご自身の服を濡らさずに介助できるよう、まくりやすい洋服と脱ぎやすい靴下で保育に向かいましょう。
・入浴介助の時だけ使う短パンを持参する
・速乾素材の服で行く
・万が一のために上下の着替え
などの準備をしているシッターもいるようです。
自分をふくためのタオル
入浴介助後はどうしてもシッターの足や手を拭く必要がありますよね。そんな時のために、ご自身を拭くためのタオルを持参していくとスムーズです。フェイスタオルを2-3枚用意している、という方が多いようです。
髪をとめるゴムやピン
入浴介助をする際は、下を見ることが多いうえに湿度の高い浴室で汗をかきます。お子さまの介助に集中できるよう、入浴介助時には普段の保育以上に髪をまとめておくと安心です。
番外編★水濡れ防止に役立つグッズ!
アンケートに答えてくれたシッターさんの中には、こんな便利グッズを使っている方もいらっしゃいました!いくつかご紹介いたします。
以前キッチンでの沐浴の際、エプロンがびしょ濡れになってしまったので、替えのエプロンを持参するようにしております。
100均のレインパンツは幼児の入浴介助におすすめです。
自分の着替えも時間をかけられないので、ヨガ用の短パンを下に履いて出かけ、脱げばすぐに入浴介助できるようにしています。
腰に巻ける大判スポーツタオル。遊びたい子には「タオルにはかけてもいいよ、服は濡らさないようにお願い!」と的を決めて楽しんでもらえます。ズボンを膝まで捲ってタオルを腰巻きスタイル、着替えが必要なくてオススメです。
ポピンズシッターのブルーのエプロンは実は撥水性があるのでおすすめ。予備を持って行って、入浴介助後は予備に替えています。
入浴介助で保護者さまに確認すべきこと
入浴介助があるときは、事前面談の確認事項に加えて以下の3点を確認している方が多いようです!
普段の入浴時の様子
・普段はどのくらいの入浴時間か?(どれくらいバスタブに入っているか?)
・お顔、頭はどのように洗っているか?(顔に水がかかっても大丈夫か?)
・幼児のお子さまはどの程度の介助が必要か?
・お着換えの方法、グッズ、タオルの場所は?
など、普段の様子を確認し、できるだけ普段の状況に合わせて入浴させてあげることが望ましいですね。
シャンプー・石鹸等の使い方
・頭と身体で洗うものを分けているか?
・顔も石鹸を付けて洗っているか?
など、何でどこを洗うかはご家庭により認識が様々です。
気になることは聞いておくと、迷いがありません。
入浴後の保湿はどうするか?
入浴後の保湿を習慣にしているご家庭も多いです。
・保湿は必要か?
・何をどこに塗るか?
など、しっかり確認しておきましょう。
※注意※
薬品を含む病院から処方された保湿剤は、与薬依頼書が必要となります。万が一、与薬依頼書がない状態で依頼された場合は「会社のルールでお受けできません」とお断りしましょう。
楽しいお風呂タイムにするために🛁
アンケートでは入浴介助で実施しているたくさんの楽しいアイデアも集まりました!いくつかご紹介いたします。
3歳男の子の入浴用にseriaの魚釣りセットを買って行ったらとても気に入ってくれて、入浴前から遊び、入浴への誘導にも役に立ちました。
肩までつかってほしいので、バスタブの中に手を入れて水中ジャンケン勝負をしてきました。今では、お子様の方が工夫して電車ジャンケン等お湯の中で、いろいろな勝負を提案してくれるので遊びながらもしっかり温まってくれます。
お子様が好きな歌を歌ったり、お風呂で遊べる玩具など、保護者様に事前に伺ったうえで利用しています。お子様が安心出来る雰囲気をつくるようにしています。
お風呂を嫌がる子もいるので、濡れても良い動物のおもちゃや、風船、おたまや泡立て器を持っていきます。動物のおもちゃがあると、頭を洗うのが嫌なお子様もその動物に洗ってもらう前提でごっこ遊びで進めるとすんなり洗わせてくれたりします^ ^
いかがでしたか?
これから入浴介助に挑戦する方も、より良い入浴介助の方法を模索中の方も、今後のヒントになる情報をひとつでも見つけていただけたら幸いです。
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