保育中の汚損・物損。実際に起きた事例と対処法
ポピンズシッター (旧スマートシッター)【公式】
保育中にご自宅の物を壊したり、汚してしまったりするケースは少なくありません。
お子さまとの工作中や、使い方がわからない保育用品を取り扱う際には、汚損・物損が起こりやすいため対策が必要です。
実際にあった汚損・物損のケースと、トラブルを防ぐための対策について確認しておきましょう。
工作中によくある汚損・物損のケース
塗り絵からはみ出て机や壁を汚損😢
塗り絵に夢中になっていて、つい紙をはみ出し、机や壁をクレヨンで汚してしまいました。
のりが机や床にベッタリ😢
のりを紙の端までつけようとしてはみ出し、机がベタベタになってしまいました。気づけば床にものりが垂れていました。
慣れないはさみでお子さまが洋服を切断😢
お子さまがはさみを使って工作中、膝の上で作業をしていたため、紙と一緒に洋服も切れてしまいました。
工作中の汚損・物損を防ぐための対策
汚れる場所は新聞紙でしっかりガード
お絵描きや工作をする際は、お子さまと「汚してはいけない場所」を確認しておくと汚損トラブルを防ぎやすくなります。
しかし、注意を払っていても、つい作業に夢中になり汚してしまう場合もあるのではないでしょうか。特に、小さなお子さまの場合は「必ず汚れる」という心構えをしておきましょう。工作で汚れるとわかっている場所は、新聞紙でガードしておくと安心です。工作の予定がある日は新聞紙を持参するのもおすすめです。
道具を使い慣れていないお子さまには細やかなサポートを
工作で使う道具に慣れていないお子さまの場合は「道具の安全な使い方」「道具を使う場所」を一緒に確認しておくと安心です。
例えば、のり・はさみなどを使う際、慣れていないお子さまは、手元に集中してしまい服や物を汚してしまうことも。作業は机の上で行うように徹底し、はさみなどで机が傷つかないように細心の注意を払いましょう。
使い方がわからず物を壊してしまったケース
電子レンジで哺乳瓶の煮沸をしようと思ったら「オーブン」機能で溶けてしまった😢
多機能な電子レンジで、使い方がよくわかりませんでした。レンジ機能を使うつもりでボタンを押しましたが、実際はオーブン機能だったようで、煮沸しようとした哺乳瓶を溶かしてしまいました。
ご自宅の鍵が特殊な形で操作がわからず折ってしまった😢
鍵を開けようと回してもなかなか開かず…力が入りすぎて鍵を折ってしまいました。
※防犯性の高い鍵などは、特殊な形をしていたり、特殊な操作が必要だったりするケースがあります。
ベビーカーのフロントガードの操作ボタンを壊してしまった😢
ベビーカーのフロントガードを外そうとしましたが、操作ボタンが固くなかなか動きませんでした。力を入れたところ操作ボタンが壊れてしまいました。
保育中に使う物を壊さないための対策
事前面談で使い方を確認
保育中に使うことが分かっている物については、保育前に保護者さまに確認しましょう。同じものでも、メーカーによって使い方が違う場合もあります。不安なことがあれば些細な点でも確認し、物損につながらないようにしましょう。
保護者さまと「入ってもいいところ・ダメなところ・危険なもの」を確認
事前面談では「ご自宅で入っていいところ・ダメなところ」を必ず聞いておきましょう。部屋だけでなく、例えば「テレビの裏側」などのように、壊れやすいものがある場所の確認も大切です。お子さまの安全を守るため、保護者さまと一緒に「危ないものはないか」について確認しておきましょう。
ガラスの取り扱いに注意を
物損トラブルの中で多いのが、ガラスやテレビ画面の破損です。食器はもちろんのこと、陳列ケース・額縁・窓などのガラスは、何かがぶつかった拍子に簡単に割れてしまいます。例えば、お子さまが投げたおもちゃがガラスやテレビ画面に当たって割れるケースもあります。ガラスは床の隙間などに残りやすいため、丁寧な掃除が必要です。怪我につながらないように注意しましょう。
万が一、ガラスが割れてしまったり、物を壊してしまったりした際には以下の手順で対応しましょう。
- お子さまに危険がないように十分に距離をはなす
その際に絶対にお子さまから目を離さない - 壊してしまった、あるいは汚してしまった現物の写真を撮影する
- 保護者さまに報告、指示をあおぐ
- ポピンズシッターサポートにフォームにて報告、写真送付(発生から24時間以内)
- 完了報告にて、物損・汚損の経緯を記載して提出する
保育中にご家庭の物を壊してしまったり、床や壁を汚したりした場合の対処法はお仕事ガイドに詳しく記載されています。万が一のために、改めて確認しておきましょう。