Q:保育中の「きょうだいげんか」止める?止めない?

ポピンズシッター:きょうこ

シッターの皆様からいただく、よくある質問にお答えします!
今回の質問は「きょうだいげんか」です

Q:保育中にきょうだいげんか。こんな時どうしたらよいでしょうか。

ポピンズシッターのベビーシッターの皆様に、保育中の「きょうだいげんか」について伺いました。

「介入する」と答えたシッターが大多数

ポピンズシッターではシッターの皆様にアンケートとを行いました。ご回答いただいた28名中27名の方が「介入する」というご意見でした。

まずは様子をみながら、危険がありそうならば介入しているようです。

【介入の理由】

  1. けんかによるお子様同士のケガや、おもちゃの破損等を防ぐため
  2. けんかがヒートアップする事を防ぐため
  3. お子の言い分を聞く事で、お子様とシッターの信頼関係を築くため

(S様)

激しい場合はケガの恐れもあるので様子を見ながら声かけや他の遊びの提案をします。

いずれにしてもなるべくケンカをしてほしくないというのが保護者様のお気持ちだと思うので、ごきょうだい仲良く過ごせるよう出来るだけ配慮して保育しています

(N様)

「きょうだいげんか」への声がけのコツも聞いてみました。

【コツ1】上のお子様の気持ちを先に汲む

小さいお子様への行動でがまんをしがちな上の子さんから声をかけ、つぎに下のお子様にはやりたかった気持ちを共有します。コミュニケーション方法が年齢により異なるため、それぞれが理解できる言葉でそれぞれの共有を行い、すれ違う気持ちを理解できる環境に持っいきます。(I様)

【コツ2】とがめるのではなく質問する

けんかを注意するのではく、「あれ、どうしたの?」と質問します。(S様)

【コツ3】お子様の成長に応じて対応

3歳以上のお子様には何が嫌だったのか理由を聞いて解決策を提案しますが、もう少し小さなお子様であれば、他の事に気をそらしてはやく気持ちを切り替えるように努めます。(S様)

【コツ4】見守るのもひとつの手

兄弟・姉妹ならではの意見のぶつかり合いは大切。基本は見守ります。例えば手が出たりと危険を感じた時や目に余る場合は、お声掛けをします。(S様)

【コツ5】普段の様子を保護者さまに伺う

普段のきょうだいげんかの時に、保護者さまがどのように対応・介入なさっているかを聞いてみるのもよいかもしれません。

 

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ポピンズシッター:きょうこ

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