睡眠中の赤ちゃんを事故から守りましょう

ポピンズシッター:きょうこ

睡眠中の赤ちゃんの事故を防ごう!

睡眠中に起こる事故には、乳幼児突然死症候群(SIDS)や、窒息事故があります。お子様の睡眠環境を整える際には、以下の点にも注意しましょう。

1歳になるまではあおむけに寝かせましょう!

SIDSはうつ伏せに寝かせた時の方が発症率が高いことが知られています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。窒息事故を防ぐことにも有効です。

ベビーベッドに寝かせて柵を常に上げておきましょう

赤ちゃんは日々できることが増えていきます。ベビーベッドで寝かせる際は、動かないだろうと油断せず、転落しないように柵は常に上げて置きましょう。赤ちゃんの頭や身体がはさまれないよう周囲の隙間やベッド柵と敷布団・マットレスの隙間をなくしましょう。

敷布団・マットレスは固め、かけ布団は軽いものを

ふかふかした柔らかい敷布団やマットレスはうつ伏せになると顔が埋まってしまい、窒息のリスクがありますので注意が必要です。かけ布団には、赤ちゃんが払い退けられる軽いものを使用し、顔にかぶらないようにしましょう。

寝具はできるかぎり大人用を使うよりも赤ちゃん用の寝具を使うことが事故防止につながります。寝かしつけの場所は事前に保護者様に確認してみてください。

口や鼻を覆ったり、首に巻きつくものは置かない

赤ちゃんは寝返りをしたり、ずり上がったり、寝ている間もよく動き回ります。そのため、枕やタオル、衣類、涎掛け、ぬいぐるみなどが口や鼻を覆ったり、ヒモなどが首に巻きついてしまうリスクがありますので付近に置かないようにしましょう。

参考:睡眠中の赤ちゃんの死亡を減らしましょう(厚生労働省)

SIDSチェック表は持ちましたか?

SIDSチェック表(午睡チェック表)はこちら

0歳、1歳のお子さまの完了報告では、SIDSチェックを必須としております。午睡がなかった場合、保護者さまがご在宅の保育の場合も完了報告でのチェックが必須となります。

2歳以上のお子様でSIDSチェック表(午睡チェック表)を使用しない場合はご自身のノート等に分かりやすくメモして完了報告時に正しく報告しましょう。

 

記事監修:看護師・保健師/石山亜由美

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