熱中症・虫刺され・日焼けなど…夏の保育で気を付けたい4つのポイント

ポピンズシッター (旧スマートシッター)【公式】

蒸し暑くなったり、雨で急に冷えたりと、梅雨時は気候も安定せず、体調を崩しやすいですね。

はじめて応援だより6月号では、夏が始まるこの時期に気を付けるべき4つの注意点をお伝えします。

夏の保育で気を付けたい4つのこと

熱中症

7月~8月の真夏日に多いイメージがある熱中症ですが、実は梅雨の晴れ間や梅雨明けも特に注意が必要です。

湿度が高く発汗しにくく、体に熱がこもるためです。また、まだ身体が暑さに慣れていないため、体温調節をする準備が整っていないことも原因です。

お子さまの熱中症対策はもちろんのこと、シッター自身の体調管理も大切にしましょう。

熱中症を予防するためには、とにかく「暑さを避けること」が重要となります。熱中症警戒アラートの発表時には無理な外出は控え、保育場所について保護者さまと認識合わせをしておきましょう。

以下の6つは厚生労働省が出している熱中症予防のための暑さ対策です。水分をこまめにとることと合わせて、心がけておきましょう。

引用:厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト 」より

📌空調についても確認を

これからの季節、室内での保育で確認しておきたいのが空調設備の使い方です。「もしお子さまが暑そう(寒そう)だった場合は、こちらで室温の調節をさせていただいてもよろしいですか?」と、一言お伺いしておくと、リモコンの場所や使い方もわかり安心です。

室温28度、湿度40~60%が快適な室内の目安とされていますが、ご家庭の方針をうかがったうえで調整しましょう。

虫刺され

6月は蚊が活発に動く季節です。外遊びの時には、虫よけが欠かせませんよね。
しかしながら、虫よけに関するご家庭の方針やアレルギーに関するヒアリングをしないままに使用してしまうのは危険です。

まずは「蚊が出てきましたが、普段の外遊びでは虫よけはどうされていますか?」と保護者様に確認しましょう。

🚩刺されてしまった時の対処法

無断でかゆみ止めを塗ることはしないでください。保護者さまから指示があった場合のみ使用しましょう。

以下は与薬依頼書がなくても保護者様のご指示があればご利用いただけます。

  • 日焼け止め(スプレー、ジェル、クリーム)
  • 虫除け(スプレー、ジェル、クリーム)
  • かゆみ止め
  • 保湿剤 ※薬品を含む病院から処方されたものは、与薬依頼書が必要です

それ以外のお薬については与薬依頼書が必要となりますのでご認識ください。保護者さまには、与薬の対応可否はシッターにより異なるとお伝えしております。無理にお受けする必要はありません。

与薬に関する保護者様向けルール

日焼け

日焼け止めについても、保護者様のご指示があれば使用できます。

保護者さまから特にご指示がないけれど心配…という時には「今日は日差しが強いですが、お散歩の日焼け止めはどうなさいますか?」と聞いてみましょう。

お忙しい保護者さまの場合、すべてをシッターに伝えるのは大変です。気になる点はシッターから確認することが、より強い信頼関係を築くきっかけにもなります。

お子さまに日焼け止めを塗るのが不安…という方は塗り方も確認しておきましょう💡

食中毒

夏場はカンピロバクターやサルモネラ菌などの細菌が繁殖し、食中毒を引き起こす原因になります。お子さま(とくに乳幼児)は、病原菌に抵抗する力が弱く、細菌やウイルスが体内に入ると食中毒になりやすい傾向があります。

食中毒予防の3原則は「つけない」「増やさない」「やっつける」です。

引用:消費者庁「細菌・ウイルスによる食中毒」より

食事介助がある時には、食品の保管場所や温め方などを保護者さまに相談するとよいでしょう。

【食中毒を防ぐためにシッターが気を付けたいこと】

  • 食事介助の前には必ず手洗い
  • 哺乳瓶や乳首、食器は指定された清潔なものを使用
  • 飲み残しのミルク・食べ残しの離乳食は与えない

もうすぐ七夕💫工作をご紹介!

織姫と彦星の短冊風鈴

■対象年齢

2、3歳~

■事前準備

  • 紙コップ 2つ
  • 好きな色の折り紙や画用紙
  • たこ糸
  • ペンやシールなど
  • ハサミ、のり、テープ、目打ち

■作り方

  1. 折り紙や画用紙、ペンなどを使い、織姫と彦星の顔を作る
  2. 2つの紙コップに折り紙やシールなどを貼り、織姫と彦星の体を作る
  3. 紙コップの底に、目打ちなどで穴をあける
  4. 顔と体をテープでつける
  5. 画用紙などで短冊を作り、お願いごとを書く
  6. 短冊と鈴を付けた たこ糸を、紙コップの底の穴に通し、結んだら完成!

まとめ

今月は夏を目前に注意したい4つのポイントをご紹介しました。お子さまの安全とシッターご自身の健康を守るために、しっかり確認しておきましょう!

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