子どもが病気になったときどうする？東京都杉並区の病児保育情報まとめ

東京都杉並区の病児・病後児保育情報をご紹介します。（2023年2月時点）

東京都杉並区の病児保育

病児保育とは、病気等で集団保育が困難な時期に、専用施設で一時的に子どもを預かる事業です。

対象児童

杉並区民の方：区外を問わず保育施設や幼稚園に在籍する生後5カ月から就学前の児童
杉並区外の方：区内の保育施設や幼稚園に在籍する生後5カ月から就学前の児童

※保育施設や幼稚園に通っていない場合や、一時保育のみ利用の場合は利用できません。
※保育施設や幼稚園に通っている場合でも、保護者の方の就労等が確認できない場合は利用できません。（育休中の方は利用可能です）

利用可能時間

月～金曜日の午前8時00分から午後6時00分まで（「たむら医院病児保育室こねこ」は午前8時45分から午後6時00分まで）

※土曜・日曜・国民の祝日・年末年始・休診日等は休み

利用料金

1日2,500円

※区民税非課税世帯もしくは生活保護受給世帯の場合、利用料免除制度がある

実施施設

杉並区には、病児対応の施設が4つあります。

ちぎら医院病児保育室 ラビットルーム、すぎなみ病児保育室しーず（seeds）（佼成病院併設）、東京衛生病院病児保育室こひつじハウス、たむら医院病児保育室　こねこ

利用方法

1. 事前登録を行います。①杉並区役所保育課保育支援係、②病児保育室、③郵送の3つの方法があります。
2. （「すぎなみ病児保育室しーず（seeds）」を利用したい場合は電話で仮予約をした後、かかりつけ医を受診し、「医師連絡票」を記入してもらいます。）
3. 病児保育施設を予約します。
4. 必要書類と持ち物を準備します。
5. 施設に入室し、お子さまを預けます。

東京都杉並区の病児保育施設一覧

1. ちぎら医院病児保育室ラビットルーム

病児〇・病後児×・ネット予約×・事前診察不要〇・土曜日×

住所：杉並区西荻北３－４－４
電話番号：03-6765-7771
定員：10名
開所時間：月～金曜日 午前8時00分から午後6時00分 ※祝祭日・年末年始・休診日を除く。

2. すぎなみ病児保育室しーず（seeds）

病児〇・病後児×・ネット予約×・事前診察不要×・土曜日×

ベビーシッターの病児保育という選択肢も！

お子さまが病気になってしまったときの預け先として、ベビーシッターという選択肢もあります。ベビーシッターの病児保育なら、ご自身の希望の時間に合わせてベビーシッターがご自宅に伺うので、体調の悪いお子さまが移動せずに安静に過ごすことができます。

自治体の病児保育とベビーシッターの病児保育のメリット、デメリットを比較してみました。

このように、自治体の病児保育は、費用が安く、病児を受け入れる体制が整っているため安心して預けられる一方で、「利用時間が短い」「決まった時間に送迎が必要」「利用手続きが面倒」などのデメリットがあります。

それに対して、ベビーシッターの病児保育は、「土日や夕方以降の時間帯も対応可能」「送迎不要」「スマホで簡単に登録、予約可能」などのメリットがあります。

それぞれ一長一短ありますので、ご自身の状況や自治体の病児保育の空き状況に応じて、使い分けると良いでしょう。