子どもが病気になったときどうする？東京都千代田区の病児保育情報まとめ

東京都千代田区の病後児保育情報をご紹介します。（2023年3月時点）

東京都千代田区の病後児保育

病後児保育とは、病気の回復期で、集団保育が困難なときに、専用施設で一時的に子どもを預かる事業です。

※ 新型コロナウイルス感染症の感染予防に配慮し、ふじみこども園、麹町保育園、神田保育園、ポピンズナーサリースクール一番町は外傷性疾患の受け入れのみ（2023/3/17時点）

対象児童

千代田区に在住する生後6か月から就学前までのお子さまで、“病気の回復期”にあり、病後児保育の利用が可能であると医師に確認できたお子さまのうち、次のいずれかに該当する場合

1. 保育園・こども園（長時間保育）等（区内および区外の認可保育園、こども園、地域型保育事業、認可外保育施設）に在園するお子さま
2. 保護者の疾病等により家庭で養育することが困難なお子さま（幼稚園・こども園（短時間保育）の在園児および在宅児を含む）

利用可能時間

月～金曜日の午前8時30分から午後5時30分まで

※土曜・日曜・国民の祝日・年末年始（12月29日～1月3日）は休み
※1回につき連続して7日間が限度

利用料金

1日2,000円

※区民税非課税世帯もしくは生活保護受給世帯の場合、利用料免除制度がある

実施施設

千代田区には、病後児のみ対応の施設が5つあります。

ふじみこども園、麹町保育園、神田保育園、anton nursery school、ポピンズナーサリースクール一番町

利用方法

1. 区役所子ども支援課に登録申込書を提出し、事前登録を行います。
2. 利用の前々日までに施設（ふじみこども園・麹町保育園・神田保育園の利用は区役所子ども支援課）に電話で空き状況の確認と仮予約をします。
3. かかりつけの医師の診察を受けて、病後児保育利用連絡票を記入してもらいます。
4. 施設（ふじみこども園・麹町保育園・神田保育園の利用は区役所子ども支援課）に電話で本予約をします。
5. 必要書類と持ち物を準備します。
6. 施設に入室し、お子さまを預けます。

東京都千代田区の病後児保育施設一覧

2. 麹町保育園

病児×・病後児(外傷性疾患のみ)〇・ネット予約×・事前診察不要×・土曜日×

3. 神田保育園

ベビーシッターの病児保育という選択肢も！

お子さまが病気になってしまったときの預け先として、ベビーシッターという選択肢もあります。ベビーシッターの病児保育なら、ご自身の希望の時間に合わせてベビーシッターがご自宅に伺うので、体調の悪いお子さまが移動せずに安静に過ごすことができます。

自治体の病児保育とベビーシッターの病児保育のメリット、デメリットを比較してみました。

このように、自治体の病児保育は、費用が安く、病児を受け入れる体制が整っているため安心して預けられる一方で、「利用時間が短い」「決まった時間に送迎が必要」「利用手続きが面倒」などのデメリットがあります。

それに対して、ベビーシッターの病児保育は、「土日や夕方以降の時間帯も対応可能」「送迎不要」「スマホで簡単に登録、予約可能」などのメリットがあります。

それぞれ一長一短ありますので、ご自身の状況や自治体の病児保育の空き状況に応じて、使い分けると良いでしょう。